出版社内容情報
弟の形見である、ヒットラーの出生に関する極秘文書をとうとう手に入れた峠草平(とうげ・そうへい)は、命を狙われ新聞記者の職も奪われる。いっぽう、ドイツでもその文書をめぐって翻弄される二人のアドルフが……! 病気による休載を乗り越えて「週刊文春」誌上で民族間の闘いのむなしさを描ききった大河作品、第2巻! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT373~375『アドルフに告ぐ』第3~5巻収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
17
アドルフ・カウフマン→ドイツ人と日本人のハーフにしてナチス親衛隊保安部の中尉殿。日本→ドイツ→日本とたらいまわしにされてるうちに最後はなぜかパレスチナで戦死?2012/09/03
tellme0112
9
返却本に見つけて久しぶりに読んだ。誰が誰やらもう忘れてしまったけど、かまわずに読む。2020/02/24
templecity
7
火の鳥もそうだが、この物語にも一つのテーマが貫かれているのを感じる。運命により多くの人が出会い、そして死を迎える。人物が使命感を持って立ち振る舞う。漫画でありながら少しの軽さも感じないのが手塚文庫の凄さ。2018/09/17
ホームズ
5
前半の峠の捜査の場面は迫力がありますね(笑)ランプのしつこさや意外な味方たち(笑)しかし峠ってもてるんですね~(笑)後半のドイツでのアドルフ・カウフマンの状況が凄い。実際にこういう状況があったのが悲しいですね。パン屋のおじさんを射殺する場面が・・・。本当に迫力があって物語に引き込まれてしまう(笑)2010/11/28
ふろんた2.0
4
★★★2018/07/14
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- 和書
- 桜の木の下で