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出版社内容情報
昭和28年──戦争の傷跡がいたるところに残り、貧しさと夢が同居していた時代、人々は娯楽を映画に求めていた。観客動員数が十数億人という巨大産業は、一方でしきたりや格の重んじられる旧態然とした世界でもあった。そんな撮影所に紛れ込んだデラシネ(根無し草)二人、大部屋俳優の宮藤武晴(くどうたけはる)とフォース助監督の風間俊一郎(かざましゅんいちろう)は、映画界のてっぺんを目指すための一歩を踏み出した!
昭和28年。黄金時代の日本映画界で底辺からてっぺんを目指す2人の男がいた。日映撮影所に所属する大部屋俳優の宮藤武晴と助監督の風間俊一郎。撮影所の伝統と慣習に阻まれながらも、2人は「作り物」ではない「リアル」な映画づくりを目指す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古槍新垢
2
舞台は昭和、大部屋俳優(干され)と助の助の助の助監督(雑用)を主役に据えた哲也の人の新作。地味だが確実に面白い。助監督の主人公パートの方がいまのところ断然面白いな。2011/04/22
bookish
1
やっぱり面白かった。戦後日本人の選んだ娯楽、映画について。当時の人にとって娯楽は何だったのか?現実を忘れる夢で、リアルはいらなかった?そもそも創作物におけるリアルとはなにか 2013/05/18
未来
1
これは今後流行る予感!面白い!2012/06/19
mino
1
自蔵書。本誌立ち読みで気になったので購入。まだまだ序の序。ラストで続きが気になる感じに。脇キャラだけど鮫さんカッコイイな。チーフ、若干ホラー漫画っぽい。装丁デザインが好きです。2011/08/04
くーぱー
1
黄金期の終盤に映画業界に飛び込んだ二人の成長ドラマ。若者の理想主義と、叩き上げの現場の論理のぶつかりが面白かった。2011/08/23