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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
38
古田織部は朝鮮に陶器作成の技法を学ぶために行くが、義勇兵に追われて、命からがら日本へ帰国することになる。新しい「織部好み」の瀬戸物を作り、自分の数寄を諸大名へ広めることで日本を裏から支えようとするが、一方、徳川家康は秀吉の余命も残り少ないと考え、徳川の世にするべく武人の数を減らし、数寄にのめり込む人間を減らしたいと考えている。朝鮮との交渉が決裂し、再度朝鮮出兵を考える秀吉だが、その最中に慶長伏見地震が起きる。古田織部も瀬戸物や清酒などを失い、再起を図れるのかというところで、さらにおもしろくなってきた。2025/07/11
momogaga
36
レンタル。主人公の商才とプロデュース力を存分に観ることが出来ました。これから徳川家康との絡みが気になりますね。 2019/10/28
眠る山猫屋
28
朝鮮脱出行から権謀術策渦巻く日の本へ。大震災により全てを失う人々。古田織部はそんな中で妻を取り戻す。細川忠興と和解して、いよいよ往年のワルガキコンビ復活。徳川もいよいよ動き始め、キナ臭くなってきた。佐竹、福島、加藤らの諸武将の純粋さが光る一冊。2016/05/22
災害大嫌い美少女・寺
17
朝鮮軍の来襲の中、朝鮮から連れて行った柳英子と関係を持つ織部(笑)。佐竹義宣による松浦党の助けでなんとか帰国するが、浮気を正直に妻に白状し別居になる古田家。関白秀次切腹。島左近・細川ガラシャ登場。細川忠興と仲直りする織部。登場した佐竹義宣がかわいい。福島正則と母里太兵衛。加藤清正の活躍。小西行長の秘めた理想。家康に怪しい動き。2013/11/01
ぐうぐう
13
歪みの美学を求める古田織部。その信念は、とてつもなく真っ直ぐである。ところが、織部の行く末は、自身が生み出す歪みにも似て、激動そのものだ。しかし、そのままならぬ生き方こそ、織部の美学を体現しているとも言える。2010/10/21