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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
少年の才能につられ、様々な人たちが群がってきました。さあ、彼らは信頼できるのでしょうか?…こちらの心配をよそに飄々とマジックを楽しむ良、左遷されても新しい部署で意外な才能を発揮して成功しちゃう孫にほっこり。楽しんだもん勝ちよね、結局。しかし面白いけど女っけないお話だなあ。2024/11/18
どんぶり
18
今回もなかなか考えさせられました。学校よりマジックが多め。エンタメ集団「K.O.M」に勧誘される良。どうするか思い悩む中プロマジシャンだったスミスに出会い、演じ方の上手さに惹かれていく。そして勧誘主の木戸さんは、出演する番組を良くするための方法として、障がい者と有名マジシャンを出演させてはどうかと提案する。それを聞いた良は「あそこには入れない」と決心した。良が有名になるにつれ、北條さんの職場での立場が危うくなる。そんな中でも、持ち前の鈍感さポジティブ思考で、全く気にしない彼には何とも…尊敬します(笑)2014/01/11
しましまこ
12
再読。良のマジックシーンが優しく美しい。作中で語られる『最後のユニコーン』、美しくも難しい(私には)話をここで使うか!スゴくいいよ~!それにしても着ぐるみに喜び渾身マイムの北條、イイヤツだ、なごむわ。2015/08/09
ぐうぐう
6
「本質をとらえろ!! うわべや見た目ではない!! つねに物事の本質を!! そうすれば……おのずとトリックの本質が見えてくる……」。それはマジックのことだけではない。人間の本質にも言えることだ。良の生き方は、その本質を読者に突きつけているかのように写る。2008/12/15
あさこ
5
帯は三浦しをん。2巻の終わり方がすばらしくて3巻が少し心配だったけれども、やっぱりとても良かった。他人から理解されない、ということを幼いながらも自覚しなきゃ生きられないってすごく辛いことなんじゃないかと思う。だから、中盤の良の笑顔に泣けた。2008/09/23