感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
63
チェーザレってカエサルのイタリア読みだったのか。生まれながらに英雄を運命づけられたチェーザレ・ボルジア。ピサの大学を舞台に青春の日々が描かれる。背景や衣装の緻密な描写にもぞくぞくする。2021/01/19
ケイ
61
イタリア・メディチ家のジョバンニ、スペインのロドリーゴ・ボルジアとその息子チェーザレ、そしてフランスのアンリ。その辺りの力関係があやふやだからわかりにくい。またメディチ対リアーリオ家、ボルジア家対ローヴェレ家も覚えておかなくはいけないようだ。現在の舞台はピサ。登場人物達は学生。2014/12/27
イスタ
60
普段は漫画をほとんど読まないけれど、久しぶりに読みたくなってシリーズ買い。「チェーザレ」 たまに読メでも見かけることがあって気になっていました。15世紀のイタリアを舞台にチェーザレ・ボルジアを題材とする歴史マンガなのかな。20年も前に描かれた漫画ですが、とても面白かった!主人公?のアンジェロのほんわかキャラと魅力的なチェーザレ、続きが楽しみ♡2024/06/01
吉田あや
59
世界的に最も定評のあるサチェルドーテ版イタリア原書を翻訳し精査され惣領さんの手で生まれ変わる新説チェーザレ伝。古代ローマ帝国の礎を築いた英雄カエサルより1500年の時を経て現れたラテン語での英雄カエサルと同じ名前を持ちヨーロッパ統一の野望を抱いたチェーザレ。父親の権威をかさに着ず、気取らず、誰に対しても分け隔てなく接し、先を見据え物事を広い視野で捉えることができるチェーザレと、職人気質で世俗にまみれない祖父に育てられた純粋なアンジェロが出逢い、これからどんな未来が切り開かれていくのか楽しみ!2015/05/22
kanon
54
チェーザレ・ボルジア―もう一人のカエサル…正直言うとこの頃の歴史はさらっとしかやっていないのでここまで詳しいとなると流石に分からないのだが、もう本当に面白かった。絵を眺めているだけでも惚れ惚れとする。全巻統一している表紙なので、変わるところと言ったら帯だけなのだが、生憎中古で購入したので帯がついていない!何故取る!?悔しかった。でも完全に安く買おうとした自分のせいだから何も言えなかった(笑)でも取ったらシンプルと言っていい程の表紙しかないこれで立ち向かう…内容だけで勝負しようとするその心意気に感服である。2014/01/06