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出版社内容情報
彫刻家・ロダンの名作『考える人』は何を考えているのか?フィレンツェの街で森羅と出会った雑貨商の若者。彼が辿り着いた答えとは?
雑貨商の新人・近山が買い付けに訪れたイタリア・フィレンツェ。そこで出会ったのは、鞄を手に入れようと交渉中の森羅と立樹。名人肌の老鞄職人は、鞄を譲る条件として、一つの謎を提示する。その謎とは、「ロダンの名作彫刻『考える人』が、いったい何を考えているのか」というもので――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
17
森羅が負けることってあるのか。知識より感情を優先させたところに、粋を感じました。あと、香木の話はちょっとビックリですね。知らないって怖い・・・2014/02/22
十六夜(いざよい)
8
「掘り出し物」オーナーにイライラしつつも冒険小説の様な洞窟探検にワクワクした。「バッグストーリー」ダンテもロダンも個々では知っていても繋がりや神曲にまつわるエピソードは初耳。興味深い作品だった。「その朝8時13分」途中までは不思議な出来事に惑わされたが後半一気に重い事件に。乙一さんのZOOを思い出した。「香木」1300年前の匂いが残るなんて凄い事実。最後の最後にドキリとしたひと言が印象的。2014/03/09
シュエパイ
8
鞄の物語、森羅が謎解きに敗北する物語。あぁ、何て素敵な答え、素敵なカンツォーネ!ようやく1人の若者が大人になった瞬間のことを、いつか大人になる2人の少年少女が思い出す日がくるのかな。これまでの中でも一番好きな答えでした♪ 香木の話はいろんな意味でビックリしつつ、最後の「ありがとうございます」で私も、え?ってなりましたよ。ちょいちょい、こーいう不思議空間が紛れ込むので油断できないなぁ。2014/02/21
yk
6
どれもおもしろかったけどバッグストーリーがなんとも切なくていいかなー。2017/05/02
sskitto0504
6
考える人が何を考えてるのか、確かにという感じでよい話でした。香木の真実は怖すぎ…2015/06/27
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