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出版社内容情報
二重・三重のセキュリティを破って持ちだされた国家機密「NPクラスのアルゴリズム」。ギーデル博士が守る“王国”に燈馬が挑む!
米国国家安全保障局が管轄する研究施設で、機密漏洩の未遂事件が発生。狙われたのは、暗号解読などに用いられるアルゴリズム「NPクラス」。幸いにして機密は奪還したものの、厳重なセキュリティを破られた経緯が不明。真相解明の依頼を受けた燈馬は、可奈・ロキ・エバとともにインドネシアのバリ島に飛ぶ。施設の責任者であり数学の権威・ギーデル博士は、何かを知っている様子だが――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
急いで突厥
34
島に行っている間に刊行された巻。 陽はまだ高い と 坂道 の2題収録。 解決はいつも切ない。2014/03/21
あやつぎ
16
「陽はまだ高い」が,久しぶりに数学ネタで楽しかったです。ギーデル博士はその後どうなったのかな。いい人だっただけに,心配。「坂道」は,初めましてなのに,きちんと歌川さんのところまで訪ねていく燈馬くんにびっくり(笑)。2015/07/12
びぜんや
11
46巻が物凄かっただけに、まぁ、平均点かなという印象を抱いてしまうのですが。どちらもトリックが苦しい気がしますし。しかし、「陽はまだ高い」の『金貨の入った箱』という台詞、「坂道」の『坂道を登るのは』という台詞、どちらもエピソードの本質をリリカルに表していて印象に残りますね。トリックやロジック、ドラマだけじゃなく、ここもまたこの作品の美点なんだよなぁ。★★★☆☆2014/02/25
十六夜(いざよい)
10
「陽はまだ高い」完璧なセキュリティーの研究所で盗まれた書類の行方と犯人を探す。黒板のトリックは、そんなにうまくいくものだろうか?と疑問が残るが、色んな可能性を検証して消していく行程が面白かった。「坂道」学生時代の盗難事件が誤解を生み、友達だった2人の間に僅かなヒビが入ってしまった。その溝を埋めるために燈馬が知恵を貸す。しかし友達の秘密を守るためにひたすら口を閉ざした水原さんは学生時代から男前。2014/03/09
なつき
10
『陽はまだ~』の博士の言葉がいちいち深い。容疑者も動機も多すぎる事件を燈馬くんはどう解くのか。ロキとエバの活躍もそろそろ見たいかも。『坂道』かつて苛められ盗難の疑いをかけられた少女はただ一人自分を信じてくれた友人に「なぜ信じてくれたのか」とずっと聞きたかった…彼女はその理由を言わなかったから…。ただの友情ものかと思ったらそれ以上の友情ものでした!燈馬くんは電話だけの登場かと心配しましたが登場してくれて良かったです。2014/02/20