出版社内容情報
太平洋戦争のただ中にきてしまった海上自衛隊所属艦「みらい」。一隻の最新鋭イージス艦が、歴史を変える!
「みらい」のトマホークが「大和」に命中、世界最大の戦艦は草加を道連れに海底の藻屑となった。だが、「みらい」も米艦隊の攻撃により沈没してしまう。帰る艦も、仲間も失った角松は、生まれた時代も国籍も捨てワシントンを目指す。角松の目的とは、そして草加が託した“ジパング”は、どのような未来を刻んだのか。9年3ヵ月に及ぶ航海は、衝撃の結末を迎える!!本編の他、単行本未収録分を含む短編『ジパング外伝』5本を完全収録。
【著者紹介】
かわぐちかいじ
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
7
◎ ついに完結。角松の長い長い航海の終わりは、救いの無い終わり方でもあり、未来を見据えた前向きな終わり方でもある。みらいのクルーと、その家族の事を思うと切なくなります。2013/06/18
かおりんご
7
漫画。やっとラストです。なんだか腑に落ちない終わり方でした。なんで角松だけ生き残ったんだろう?彼が草加を助けたから、お父さんがなくなったのかな?外伝の阪神淡路大震災ネタはダメでした。いろいろ思い起こし号泣。2013/06/12
F4ふぁんとむ
0
終わりました。こういう終わり方なんですね。2013/06/15
撫子
0
長かった航海の終了。スッキリしたようなモヤっとしたような。 最後まで結局色んなことを考えさせられた。2018/10/04
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