出版社内容情報
父はアニメ監督! 昭和40年代におけるアニメ製作現場とその家族の群像劇を情熱的に描いた、記伊孝の復活作、待望の書籍化!
助言女子で男子クリエイターは育つ!!
助言女子すばらしいっ!!
『アオイホノオ』(ゲッサン・小学館)の島本和彦も燃えた!
昭和50年代、かつてアニメが荒々しく熱を放ち続けていた時代の製作の現場と、その家族によって紡がれる群像劇を情熱的に描いた、記伊孝渾身の意欲作、電子書籍(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)による出版を経て、ついに単行本化! これは、俺たち家族と、お父ちゃんの……創作(ゆめ)にまつわる物語である。
【著者紹介】
漫画家。神奈川県横須賀市出身。
1993年に『マガジンフレッシュ』にてデビュー。漫画の代表作に『犯罪交渉人峰岸英太郎』(ヤングマガジン/現在絶版マンガ図書館にて無料配信中)、イラストの代表作に『四方世界の王』(講談社BOX)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
235
アニメーターの家族を描いた1冊。園とお母さんが可愛いな。で親子関係もすごく良さそうで声優の子ではないけど、泣きそうになった。やっぱりアニメーターの子どもは凝った遊びが好きなんだなと思った。2017/05/01
虎師匠
9
まだ深夜帯のアニメが存在せず、アニメがテレビまんがだった頃の時代。現実のアニメ製作に楽しみながらも悪戦苦闘する父親と、創造への情熱との付き合い方を知らなかった少年の青春の日々を描く。帯の島本和彦は「助言女子素晴らしい‼」と書いてるけど、どちらかと言うと助言と言うより酷評女子だよなぁ(笑)。語るべき背中を持つ父親、夫への理解と献身を持つ母親(凄く若くて美人!)と言う尊敬すべき大人達に囲まれ、未だ形にならない情熱のモヤモヤと取っ組み合う少年への作者の目線の優しさがどこか懐かしい佳作。(以下コメ欄に)2014/09/19
やっしー
6
時は昭和50年代。樹貴は小学5年生。アニメーション監督とその家族、そして仲間たち。 面白いっ。創る人ってパワーがあるね。。 美幸さんかぁいい。早熟サネヨシさんもいいよー。2015/02/22
マロ
6
ネット連載から読んでて、KDP版も買って、今回ようやく書籍版も買った。登場人物の生活感、存在感が半端ない。ノスタルジーが漂うけど、古きよき時代を回顧するものではなく、創作に対するポジティブで前向きなエネルギーを感じる。ヒロインのサネヨシさんもかわいいだけでなく、主人公に助言してくれるスタンスが魅力的。2014/11/28
elkcopoloc
6
アニメ監督とその家族のお話。アニメ監督ならではのこどもとの遊びが印象的だった。普通の家庭とは違う何かすごい父の姿というのが子供目線で書かれてあってよい。2014/11/07
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