攻殻機動隊小説アンソロジー

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攻殻機動隊小説アンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784063650181
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

5人の人気作家が新たな攻殻機動隊の世界を書き下ろした珠玉の小説アンソロジー!また新たな攻殻ワールドが誕生した。’80年代後半に誕生し、世界の有名クリエイターに多大な影響を与えたSFの最高傑作『攻殻機動隊』。SF史に燦然と輝く『攻殻』の世界を人気作家たちが独自の視点で書きおろした小説アンソロジー!  参加作家は円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁。カバーデザインは原作者の士郎正宗描き下ろし!

士郎 正宗[シロウ マサムネ]
漫画家・イラストレーター。’82年に同人誌市場にデビュー。以降主な作品として『アップルシード』シリーズ、『ドミニオン』シリーズ、『攻殻機動隊』など。アニメ家としての主な作品は『ブラックマジックM66』。そのほか、ゲームや画集などさまざまな制作分野で活躍。

円城 塔[エンジョウ トウ]
1972年北海道生まれ。2007年『Self-Reference ENGINE』で作家デビュー。同年『オブ・ザ・ベースボール』で文學界新人賞、2010年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、2012年『道化師の蝶』で芥川龍之介賞、同年『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で日本SF大賞特別賞、星雲賞日本長編部門を受賞。他の著書に『バナナ剥きには最適の日々』『エピローグ』『プロローグ』などがある。

三雲 岳斗[ミクモ ガクト]
1970年大分県生まれ。1998年、『コールド・ゲヘナ』で第5回電撃ゲーム小説大賞銀賞を受賞し、作家デビュー。1999年『M.G.H. 楽園の鏡像』で第1回日本SF新人賞、同年『アース・リバース』で第5回スニーカー大賞特別賞を受賞。他の著作に、『レベリオン』『i.d.』『アスラクライン』『ストライク・ザ・ブラッド』『サイハテの聖衣』などがある。

朝霧 カフカ[アサギリ カフカ]
1984年愛媛県生まれ。2013年『文豪ストレイドッグス』 で漫画原作デビュー。また同作品の前日譚であるノベライズ『文豪ストレイドッグス
太宰 治の入社試験』で小説家デビュー。他の漫画原作に『水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話』
『汐ノ宮綾音は間違えない』、他の小説に『文豪ストレイドッグス』シリーズ、『ギルドレ』 などがある。

秋田 禎信[アキタ ヨシノブ]
1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。「魔術士オーフェン」シリーズが累計1000万部を超える大ヒットとなり、ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書に『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』「巡ル結魂者」シリーズなどがある。

冲方 丁[ウブカタ トウ]
1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞し、作家デビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、2010年『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、2012年『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞。その他の著書に『マルドゥック』シリーズ、『シュピーゲル』シリーズ、『もらい泣き』『はなとゆめ』『十二人の死にたい子どもたち』などがある。

内容説明

5人の作家の本能がささやく新たな“攻殻”世界!!

著者等紹介

円城塔[エンジョウトウ]
1972年北海道生まれ。2007年『Self‐Reference ENGINE』で作家デビュー。同年『オブ・ザ・ベースボール』で文學界新人賞、2010年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、2012年『道化師の蝶』で芥川龍之介賞、同年『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で日本SF大賞特別賞、星雲賞日本長編部門を受賞

三雲岳斗[ミクモガクト]
1970年大分県生まれ。1998年、『コールド・ゲヘナ』で第5回電撃ゲーム小説大賞銀賞を受賞し、作家デビュー。1999年『M.G.H.楽園の鏡像』で第1回日本SF新人賞、同年『アース・リバース』で第5回スニーカー大賞特別賞を受賞

朝霧カフカ[アサギリカフカ]
1984年愛媛県生まれ。2013年『文豪ストレイドッグス』で漫画原作デビュー。また同作品の前日譚であるノベライズ『文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験』で小説家デビュー

秋田禎信[アキタヨシノブ]
1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞し、作家デビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、2010年『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、2012年『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆかーん

61
いやぁ~!面白かった(笑)『攻殻機動隊』が大好きな人は勿論、SF好きな人ならば誰でも楽しめそうです。特にお勧めなのが、朝霧カフカさんの『Soft and White』。無人島に作られたリゾート施設で、見るものすべてが幻に見える「合成現実」を使い豪遊する大富豪たち。しかし、この特別なシステムを盗もうと、とある国家が狙ってきます。電脳娯楽という新しい発想にワクワクすると同時に、攻殻機動隊最大の敵である『笑い男』や、『 S.A.C. 2nd GIG』に登場した久世英雄の登場など、美味しい部分満載でした!!2017/06/09

p.ntsk

44
5人の作家による攻殻機動隊のアンソロジー。それぞれに攻殻の世界の香りが感じられる作品でした。朝霧カフカの『攻殻機動隊 Soft and White』は「笑い男」のあおいと「個別の11人」の久世が登場。2つを繋げるエピソードとなっています。繋げる必然性はないとは思いつつも試みは面白いと思いました。三雲岳斗の『金目銀目』はスタンドアロンコンプレックスに入れても面白そうな一編だと思いました。やはり登場するしないにかかわらず草薙素子という存在ぬきには攻殻の世界は語れないと思いました。2017/06/29

宇宙猫

30
★★★ 攻殻機動隊の世界観でおもしろく読めた。ちょっと無理やり感がただよう作品もあったけど。2017/05/18

さくりや

28
運命的に発見したので購入。「shadow.net」1番好きかも。論文調でドライな語り口と哲学的テーマが原作っぽい。初見の作家さんだったけど芥川賞受賞者なのね……!確かに芥川賞っぽい!「金目銀目」ダンタリアンの人だ!普通にミステリだった。シンプルで読みやすいしこういうのも良いかも。「Soft and White」分かりやすく同人。オマージュの仕方にモヤるんだよな。文ストも秒で挫折したし、この作家さんとは相性が悪いのかもしれない。装丁お洒落すぎん。特にカバー。残りの2作はコメント欄で2020/12/03

タツヤ

26
アニメの攻殻機動隊に近い。感情の起伏が乏しく、押井守的キャクターが多かった。どれも面白い。2023/04/01

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