七人の侍

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063648997
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

映画史上不朽の名作を完全劇画化、初の単行本化。

著者等紹介

黒澤明[クロサワアキラ]
映画監督。1910年(明治43年)~1998年(平成10年)享年88歳・東京市生まれ。「世界のクロサワ」と称され、小津安二郎、溝口健二監督とともに日本を代表する映画監督。米国映画芸術科学アカデミー会員。文化勲章・文化功労賞・国民栄誉賞・東京都名都民。主な代表作「羅生門」「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「デルス・ウザーラ」「影武者」など多数

小国英雄[オグニヒデオ]
脚本家。1904年(明治37年)~1996年(平成8年)享年92歳・青森県生まれ。作家・武者小路実篤に傾倒し作家を目指すが、実篤の紹介で日活太秦撮影所に入社し脚本家となる。1952年(昭和27年)黒澤明監督から「生きる」の脚本を依頼され高い評価を受ける。以降、黒澤作品の全盛期の作品のほとんどを手がける。主な作品「支那の夜」「次郎長三国志」「赤穂浪士」「七人の侍」「赤ひげ」「乱」など多数

橋本忍[ハシモトシノブ]
脚本家・映画監督。1918年(大正7年)兵庫県生まれ。10代、結核療養中に脚本に興味を持ち、脚本家を目指す。1949年(昭和24年)芥川龍之介の「薮の中」を脚色、さらに、黒澤明の助言で「羅生門」を加えて脚本化。翌50年「羅生門」が公開され、このデビュー作がヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞となる。以後、日本を代表する脚本家として確固とした評価を得る。主な作品「砂の器」「八甲田山」「八つ墓村」「私は貝になりたい」(TBS/芸術祭参加ドラマ)など多数

ケン月影[ケンツキカゲ]
漫画家。1941年(昭和16年)長崎県生まれ。映画看板を手がかりに上京し、アニメなどを経て漫画家を志す。1965年(昭和40年)西部劇「十字撃ちのリンゴー」でデビュー。その後、時代劇やアクション漫画を多く手がけ、本格的劇画家として高い評価を得る。最近は独自の艶やかな女性を描くアダルト時代劇も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

6
さいとうたかを版は凡庸だったがこちらはなかなかの出来。主役の侍たちのみならずモブの百姓たちまでアクの強い表情で生き生きしている。特に菊千代のキャラはよく描けていたと思う。ダイナミックで濃い描線が異様なほどに黒澤映画に近い味が出ているし原本複写による画面の荒れがむしろ効果になって力強く見える。ページの関係か合戦場面が少ないのはかなり惜しいが。ソフト化されない時代にここまで内容を再現したのも見事。あと出番わずかだけど女性が艶っぽくて良い。著者は官能時代劇を描いてるそうだけど読みたくなった。2013/08/16

onemax2009

2
池袋駅地下で購入、黒澤明「七人の侍」54年を劇画化70年少年マガジン連載作品。今は官能時代劇の巨匠ケン月影作品、45年前だからタッチも構成も時代を感じるが男性的で荒々しい映画の雰囲気が良く出ている。ビデオも無かった当時6回試写で見て絵コンテを切り劇画化したらしい2012/11/01

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