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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
30
軍事探偵として満州に渡った中村三郎。そこで狼に襲われそうになったり馬賊の頭目・ハルピンお春と知り合いになったりと、大活劇。馬賊の一人に恨まれ通報された中村はロシア兵に捕まりあわや銃殺に。救いに来るのは中村に助けられた少女とハルピンお春。日本に帰国すると結核に罹る。奔馬性結核という急激に悪くなる結核。死の恐怖に怯える中村を救うのは読書。アメリカのスウェット・マーデンの著書『如何にして希望を達す可きか』という本を原書で読み感銘を受けた中村は著書に会いにアメリカへ渡航。嘘っぽい話もあるが面白い。2014/07/01
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
14
心が弱くなると途端に衰弱していきます。気力は大事です。2016/04/07
絵具巻
2
文京区立真砂図書館で借りました。2018/09/13
NI-NA
2
やはり行動力って大切だなと思いました。天風先生の軍事探偵時代のことはあまり詳しく知らなかったので、逸話を知ることができて、なんか尊敬の念が高まりました。私も自分の信念には猪突猛進でいたいです。2015/08/14
yasuko
2
軍事探偵をしていたのだが、肺結核になり、死に直面した時に心が弱くなってしまう。心を強くする方法を求めていろいろな本を読み漁り、ついに一冊の本にたどり着き、その作者に会いにアメリカへ密航する。憧れのスウェット・マーデンに会うが本を暗誦できるまで読めとの回答に失望する。2013/05/19