内容説明
「サクラ大戦」の広井王子、「東京ラブストーリー」の柴門ふみ、「新世紀エヴァンゲリオン」の大月俊倫、アフタヌーン編集長の吉田昌平、「マジンガーZ」の永井豪、「あしたのジョー」のちばてつや―説明不要の個性派が、17歳を語る。
目次
1 17歳で考えたい「友達」 『サクラ大戦』をつくった広井王子―なにものでもないときにできた友達は生涯の友
2 17歳で考えたい「恋愛」 『東京ラブストーリー』をつくった柴門ふみ―どんなに傷ついても誰かを好きになってしまうとき
3 17歳で考えたい「東京」 『新世紀エヴァンゲリオン』をつくった大月俊倫―今までの自分がすべてリセットできる場所
4 17歳で考えたい「就職」 『アフタヌーン』をつくった吉田昌平―生まれ変わってもやりたいと思える仕事に就く
5 17歳で考えたい「家族」 『マジンガーZ』をつくった永井豪―自分を評価してくれる人は必ず存在すると信じる
6 17歳で考えたい「将来」 『あしたのジョー』をつくったちばてつや―大学で学んだことを社会に出てから活かす方法とは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazuto23
2
本屋ぶらぶらしてたら見つけたこの本。17歳って今の自分か、と思って読んでみた。 "先のことだけを考えるのではなく今をしっかり固めておくことをしなさい"っていう言葉が響いた。 未来は案じられるし過去は振り返られるけど生きることが出来るのは今だもんね。2010/12/17
てほら
1
この本は私が「大学ではたくさん本を読もう」と心に固く固く誓った本だ。だから、今の私を作り上げたと言っても過言ではない。とはいえ、それがしっかり身になっているのかは正直答えに窮するところではあるが... ここには、6人の「ものづくり」の先輩たちの高校から大学の「歴史」を学べる。私が一番印象に残ったのが、冒頭に書いたように彼らが本を読んでいたこと。全員が言っていたわけではないけれど、私には「これこそが人生の成功と失敗を分ける、一つの分岐点ではないか」と勝手に思ったのだった。2014/12/14
にこつき
1
ちばてつや先生の「向いてないかどうかよりも、これしかない!と思えるかどうか大切」という所が印象に残りました。選択肢が多く、向き不向きで将来の選択をしてしまうことが多くなった今だからこそ、読んでおきたいと思いました。そして何より、自分を出していくこと。これが他の人よりも頭一つ抜け出すために必要なんじゃないかなと思いました。2013/05/25
シュウ
1
とっくに17歳は過ぎてしまったけど興味深く読みました。6人それぞれの個性が出てて面白かったです。考え方や生き方のヒントにどうぞ。2012/10/30
かずむし
1
エヴァにつられ買い笑。でもサクラ大戦の広井さんのがおもしろかったかな。人から学ぶことはたくさんある。「好きなもののためには、親のすねを出来るだけかじる」。そういう発想もありか。2009/09/21