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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
8
この作品においても「存在することの疚しさ」の問題系がある。自分自身への視線の向け方次第で如何様にも疚しさは現出するといえばいえるが、この巻ではそれは「悪である自分」という自己認識という仕方で示される。その悪とはタブーとしての人殺しだ。しかしこの巻では、彼女の格率の一挙手一投足は「悪であるような自分」という性格において規定されている…ように見えて実は…という形での留保を促している。作者も読者も彼女のその疚しさを偽悪的なそれへと変化させたい…という期待線がある気がする。この期待線自体がおそらく伏線じゃないか?2016/03/21
524
5
☆7→ 武闘会編。この作品はヒロイン勢が中学生でありながらおねショタが捗るんだよなあ…。メイン男がネギとコタローだから。そして大会中に何か悪いことしようとするまきちゃん。火消ししようとする千雨など暗躍勢の動向も気になる。【お気に入りキャラ:佐々木まき絵】2018/11/16
ピク
4
再読.学園祭2日目.ネギの父のかつての仲間たちが分散してスパイスとして登場し、美少女30人揃えただけでは飽き足らずおっさん成分まで揃える!ついでに今見るとコタロー×ネギのショタ、腐サービスも凄い.なんでもアリだな.でも話はとっ散らからない不思議.明日菜VS刹那、コタローVS白衣の男、ネギVS高音戦でバトルもたっぷり.更にただでさえ時間をループできるのにそれとは別に時間の静止したエヴァンジェリンのファンタゴズマでエヴァVS刹那.更にチャオの暗躍、学園側の探索、千雨の変化、充実の解説.マンガと言う名の祭りや.2013/09/06
みー
2
クウネルさんイケメンです こりゃたいぷ2014/06/28
kasukade
2
この巻の刹那スッゴイかわいいなぁ。メイド服最高vバトルバトルバトルで繋がる麻帆良武道会は面白いですね。中でも印象的だったのがコタローくんの想いです。コタローくんが強さを求めるわけはネギくんに振り向いてもらうための、好意をもってもらうための背伸びや強がりが原動力だったことがわかります。自分にはその強さ以外なにもない。友達も家族も何もない自分の唯一の友達ネギくんはコタローくんにとって本当にかけがえのない存在だったのです。勝負に負けたときの涙は男泣きじゃない大切なものをなくしてしまった悲しみの顔だったのです。2012/03/27