- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 アフタヌーンKC
出版社内容情報
紙のセレクトから、装丁、ページ構成、本文デザインに至るまで、すべて作者本人が手がけた、全32Pのミニ画集付き!ILLUSTRATION BOOK付き特装版!・連載開始予告や本誌表紙イラストも収録した、全32Pのミニ画集。・紙のセレクトから、装丁、ページ構成、本文デザインに至るまで、すべて作者本人が手がけたものに。・カバーは描き下ろし。短編集『虫と歌』と同じUV加工。・全てのイラストに作者のコメンタリー付き。
市川 春子[イチカワ ハルコ]
投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごま
10
フォスの頭部がフォスじゃないが、100年以上の眠りから覚めた彼女はやはり逞しく、自分を忘れてはいなかった。その間月に連れ去られた仲間もいたり切ない場面があるものの、何故だろう私はフォスが心配ではない。まぁ主人公だからね、あとシンシャを覚えているなら大丈夫。先生の過去がとても気になる。苦しみを背負って終わりとならなければいいな。2017/05/25
うさぎや
5
まさか100年も経ったとは……。フォスなのに頭よさそうにしゃべるし考えるしでなんだか変な感じだけど、逆にここにきてラピスも強硬手段に出たのかもと思うとやっぱりあれはフォスなんだなあと。しかし最悪の、そして最善かもしれないこの状況、いったいどうなるんだ。2017/05/24
5
2
6巻までじわじわとしんどかった。7巻も息苦しくてしんどいんだけど、なんでだろう、清々しい。そうだフォスフォフィライトはどんな姿になっても何年かかっても進んでいく。停滞を決して自らに許さない。2017/07/30
さつまおごじょ
2
特装版入手できました。ああ美しい、ありがたい。本編では、時間の経過が著しく、、その描き方の感覚が独特で魅了されます。良い意味で困惑し、フォスの気持ちが(最早1巻目のフォスとは体の半分以上が異なっているけれど)わかったような気持ちです。シンシャ、フォスのこと本当に愛してるんだな。。ついに強引にも真相に近づこうとするフォスがどうなっていくのか、今後も一瞬たりとも見逃せません。2017/06/04
真霜
2
衝撃に次ぐ衝撃、なかなか息をつけない展開に翻弄されました。時折挟み込まれる日常的な会話に刹那の癒しが滲んでほっと出来るのに喜びを感じて、でもすぐに不安が募ったり。ラピスの頭部を接合したフォスは思った以上にフォスで安心しましたが、目まぐるしく変化していく彼にこのまま「彼」として見ていけるのか心配になったりもしました。驚異的な知性を手に入れ突き進むフォスに迫り来る真実と世界を打ちのめす無情な現実、次を覚悟しています。2017/06/02