- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 ヤングマガジンKC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
19
越って、荻野の鏡のような存在。越の悩みを聞いてあげることで、自然と南雲との関係を見つめ直す構成になっている。だいたい、受験勉強と恋愛を両立できるほど、若い男の子は自分をコントロールできないし、今自分の見ている世界の外部に何があるのか分かっていない。他方で難しいのは、分かっている男には魅力が無いということだ。たくさん持っていることよりも、欠落に惹かれるということがあるからだ。でなければ南雲は荻野を選ばない。ふたりの関係に暗雲が立ち込めるのを、読者は自分が経験した後悔と共に読み進める。2025/02/03
かに
4
日常と非日常の混同。何でもない毎日の中に隠れてて、ときどき現れる苦悶。他人には知り得ない、その人だけの毒。現実世界も、あんがいこういう感じなのかもしれない。普通は、普通じゃない。2013/07/08
yom
1
谷脇、収まるところに収まる。無かったことには出来ず、ひょんなキッカケで忍び寄ってくる。2023/11/30
ころっぷ
1
将来の事。不甲斐無い現状。一見の平和とそのすぐ傍に存在する狂気。そして新たな事件の予感。長丁場になってきたが、そろそろクライマックスか。2013/03/11
イカカイガカ
1
オ…オレは働いたぜ 家族のタメに 日本のタメに 摩耗しきったぜ!!2012/08/15