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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
5
臓器移植の話である。簡単な「家庭の医学」的な端書はあるが、基本的には患者側から見た医療のように感じる。作者は『3×3EYES』などのエンターテイメント作品を手がけるので、作風はテンポ良く、漫画としての出来は普通と言える。全2巻。本書は、腎臓移植と透析医療についても言及している。また、臓器提供意思表示カードやそのシステム、法的、倫理的な面も垣間見れる。しっかりと読み込むと、非常に重いテーマである。2003年刊行作品。ドナーとレシピエントについて考えさせられた。公平公正に、とても難しい。2022/07/04