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出版社内容情報
千鶴と静子。二人の少女は、自然と溶けあい強き輝きを放つ。森とともに生きる二人の物語、ここに完結。
ありがとう。千鶴。わたしの本当の名前を呼んでくれて。千鶴は静子の本当の名前を聴く。そして二人は深く結びつく。それはとても幸せなことだった。森は二人の力に呼応して、明るくはしゃぎ歌いだす。だけどその歌は、人の力をはるかに超えた輝きを放ち、人々を飲み込もうとする――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃんず
21
北海道のアイヌの地と、森と生物と二人の少女が織り成すファンタジー世界。「ほんとうの名前」なんて『ゲド戦記』みたいな概念が出てきたりするけれど、八百万の神々がおわす国での幻想物語として良作だと思う。後半のやや急ぎ目の展開や「第一部・完」という記載から、あまり読者には受けが良くなかったと思われるが、次作を期待する。2015/07/03
フニクラ
4
そうかぁ…今は単行本一巻で打ち切りが決まってしまうんですね。自分のように遅れて出会った読者には切ない話です。この巻では、どうやら著者の用意されていた物語は綴られなかった様。それでもはじめから用意されていた様に感じる場面も幾つかありました。はっとする絵や台詞もあったし、最近の漫画が失った大胆さを感じました(私は)。これを隔週雑誌で連載してたってマジで?!真実のエシカルンテをいつか読めるといいな。次回作もお待ちします。2015/11/23
森田
2
ざわざわ2015/07/25
YS-56
2
これも森の意志なのか。願わくば、声と共にまた再会できますように。2015/07/05
ReiOdaira
1
是非続きも描いてほしい。2016/08/06