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出版社内容情報
「この漫画を読むと涙が出てきて困る」ネットで大きな話題を呼んだ『ペン太のこと』が、ついに書籍化。笑って泣いて癒されます。
ペン太は僕が思っていたよりも、ずっと僕のことを愛してくれていた――。多忙な日々を送っていた僕(作者)のもとに、ある日、娘がやってきた。名前はペン太。虫捕りは下手だし、高い所には飛び乗れないし、すぐお腹を出して寝転がる。およそ猫らしくないまったりやさん。ペットと人は言うけれど一緒に暮らせば大事な家族。ペン太は間違いなく僕の子だった。可笑しくて切なくて温かい、猫と人がつむぐ家族の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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33
初版2014年。悲しいお話。だけど、一番好きなお話でもある。相方さんとの、思い出の一冊。2017/08/28
このん
25
(2014年9月3日3843)猫のペン太が飼われて来てからのお話。ペン太の後にポン太、金太、はむやんと飼われて来た猫たち。それぞれの性格はあるけれど、割と仲良し。そんなペン太が来て10年めを迎えようとしていたある日、癌が見つかった。日に日に痩せ衰えていくペン太。食べれないペン太に栄養剤を注入するから口元が汚ないままに死んでしまったけれど、夢に出て来たペン太はとても綺麗な毛並みだった。納骨堂の仏様が願いを聞いて下さったんだね。猫ちゃんに戸籍はないけれど大事な家族なんですね。泣けた。2014/09/04
まゆちん
17
最近、猫のマンガが多いなぁと思いつつ、チラと見てしまったためについ買ってしまった。。。著者夫婦と猫達の何気ない生活が可愛く面白いけど、どこか切ない。ペン太の容体が悪化していくにつれて涙が溢れてきました。まだネットで続編を見てるけど、まだまだ読みたい感じ。溢れる愛があります！2014/09/28
ロッキーのパパ
17
たまたまモーニングで読み切りを読んでペン太のことを知った。それでコミックスを読んだけど、ネコ飼いにとっては共感できることが多すぎる。「あの日あの時」を読むといずれ来るであろう我が家のにゃんこ達との別れを覚悟しなきゃという思いが強くなる。その日が遠いことを祈っているけど。2014/08/30
ひろし
15
イラストレーター兼漫画家の著者が飼った愛猫ペン太と他の猫たちとの生活の記録。近所中の動物達に囲まれて育った僕は動物を飼いたいと思ったことはないのだけれど、本当に家族となっていく動物達との記録をこうして読むにつけ、『悪くないなー』なんて思ったりする。『くるねこ大和』とはまた違った味わいのある作品ですね。2016/01/05
