- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 イブニングKC
出版社内容情報
空気銃で鳥を仕留め、山を見回り、罠を仕掛ける。ちょっと山まで狩りに行ける、猟師・岡本の厳しくも楽しい生活。
空気銃で鳥を仕留め、山を見回り、罠を仕掛ける。獲れた鹿を捌いて食い、余った肉で燻製作り、付け合せは河原で採れたクレソン。とはいえ、時には暗い山の中で数時間も過ごすハメに……狩猟は自然の恐怖と隣り合わせでもある。近代的なマンションに住みながら、ちょっと山まで狩りに行ける、猟師・岡本の生活をあなたも味わってみませんか? おまけの1話「天然スッポン」の回も収録。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
72
料理漫画ではどちらかというと料理したい、という欲望をそそられることのほうが多いがこの作品が駆り立てるのは食べたい。というシンプルな感情である。作中で「寄生虫がうごめいている」だの「餌の魚肉ソーセージのほうがうまい」だの散々な言われようのブルーギルフライでさえたまらなくおいしそうに見える。日常描写の猪肉を野菜炒めや自生しているキノコをパスタもよだれが出そうになる。まして、鹿のスペアリブやイノシシの燻製といったいかにも猟師らしい料理描写をみせられたらもういけない。このワクワク感は他の料理漫画には真似できない。2013/03/28
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
54
獲った獲物は喰う。ぶれない姿勢が良いですね。それにしても漫画の中での日付が書いてあるので、今どんな獲物を仕留めて食べれるようになっているのかが気になります。野生の肉を食べてみたいのは食べてみたいけど、やっぱりカラスは食べたくないなぁ2013/03/31
ぺぱごじら
37
猪肉も鹿肉も食べたことはありますが、ぼくは鹿の方が好きなんで、人気がないという話は意外でした(笑)。狩猟免許を取りに来る人が案外多いことや、ライフル所持には高いハードルがあること、言われてみれば当たり前ですが銃を抱えて気軽に店には入れない事(笑)など、自分には体験する機会がないだろうなという暮らしの話が面白いです。禁猟期の過ごし方も結局自然から調達するあたり、身近なものの『食える知識』があると一々買ってらんないんだろうなと感じました。2013-402013/03/28
じょり
33
ワイルドグルメマンガw 俺も狩猟やりたいなーなんて思うけど、基本ずぼらだから銃の所持許可がまず下りないだろうなと思った。あと肉をさばくのが結構きつそうだし。でも、読んでたら肉が食いたくなってコンビニで焼き鳥を買ってきた。カラスやスッポン食ってみたいなぁ・・・2013/04/02
bluemint
30
世の中には何でメシ食っているんだ?というような職業があるが、まさに猟師もその一つ。私が知るのは猪やクマが人に害を与えて、それを駆除するために出動するのをニュースで見るくらい。それ以外の日は何をして暮らしているんだ、稼ぎはあるのか、疑問だったがこれを読んだらほぼ毎日猟に出ているではないか。狩猟免許試験の裏話や獲物の種類ごとのさばき方と料理の仕方。話には聞くけどスッポンって夜中に起きるほどうまいのか?外見上は食べたくないけど。全部読みたい。2019/02/04