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出版社内容情報
小林まことにより蘇った長谷川伸不朽の名作!
小林まことの手で蘇る、義理と人情の物語。現代だからこそ伝えたい“美しさ”がここにあるーー。
『柔道部物語』『1・2の三四郎』他、名作のキャストが長谷川伸の世界で大暴れ!
巻末には漫画の原点となった長谷川伸の戯曲を収録!
小林まことの手で蘇る、義理と人情の物語。現代だからこそ伝えたい“美しさ”がここにあるーー。『柔道部物語』『1・2の三四郎』他、名作のキャストが長谷川伸の世界で大暴れ!巻末には漫画の原点となった長谷川伸の戯曲を収録!
【著者紹介】
1958年生まれ。1978年、「週刊少年マガジン」から『格闘三兄弟』でデビュー。その後すぐに『1・2の三四郎』の連載を開始し、第5回講談社漫画賞少年部門を23歳で受賞。その後、「モーニング」に連載した『What’s Michael?』が社会現象となり大ヒット、第10回講談社漫画賞一般部門を受賞する。また、「ヤングマガジン」で連載した『柔道部物語』は全国の柔道部員のバイブルになった。その他『I am マッコイ』『1・2の三四郎2』『へば! ハローちゃん』『ちちょんまんち』『格闘探偵団』『青春少年マガジン1978~1983』など、著作多数。漫画家生活30年を超え、精力的に長谷川伸作品に取り組む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
8
「関の弥太っぺ」「沓掛時次郎」に続く長谷川伸シリーズ第三弾! 相変わらず小林まことのキャラクターが良い味を出している。 横綱をめざし江戸に向かう茂兵衛、取手の宿でお蔦に助けられる…それから十年、茂兵衛は侠客になっていた。 最後にお蔦に見せる土俵入りが圧巻です。 台詞の端々に長谷川伸の心が活きている、小林まことが画に活かしている。 面白いなぁ、このシリーズ続けて欲しいなぁ♪ 「十年前、櫛、簪、巾着ぐるみ、意見を貰った姐さんに、せめて、見て貰う駒形の、しがねえ姿の、土俵入りでござんす」2015/03/22
みんさね
7
画面の迫力、細部の構成の妙。凄い。シリーズ継続熱望。東三四郎主演 番場の忠太郎『瞼の母』期待してますよ。2012/07/03
F4ふぁんとむ
5
読み損ねていたので、今頃読みました。頁二とほたるちゃんの熱演が光ります。赤城をさば折で倒すとは・・・2014/03/24
慈姑ハス
5
頁二の圧倒的強さが心地良い。単行本には原作の戯曲も収録。一連の長谷川伸シリーズの中でも一番台詞回しがしっくりきてるなぁ、と思ったら戯曲の中から上手く採り入れて、小林まこと先生らしい演出やエピソードを加えてある。エキストラにも「1・2の三四郎」キャラがたくさん登場していて楽しい。あっ馬之介!あっ岩清水健太郎!と思ったら志乃ちゃんまで居た~2012/06/27
くーぱー
5
相変わらず凄まじいまでの構成力。今回は巻末に長谷川伸の原作も掲載されているので、それと比較することで小林まことが、台詞自体はほとんど変えずに、いかに巧みに物語を膨らませているのがよく分かる。また終盤の殺陣の描写が、とてつもなく素晴らしい。小林まことには是非ともまた格闘技マンガを描いてもらいたいものだ。2012/06/22