イブニングＫＣ 害虫女子コスモポリタン

小谷真倫

講談社（2011/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 121p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063523928
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

害虫界の黒いダイヤ・ゴキブリを中心に、様々な害虫の生態が美少女の容姿で露に！

ギャルが害虫に！？　いや害虫がギャルに！！　ゴキブリ、クモ、ムカデ、蚊、ハ
エなどなど、蒼々たる害虫達が美少女になって女子トーク！　製薬会社、研究
所、大学などの協力のもと、害虫の生態をリアルに擬人化！　これを読めば害
虫駆除に役立つ事必至！？　敵に勝つには敵を知れ！　楽しくて、ちょっとエッ
チで、かなりアブノーマルな害虫マンガ。ちなみに「コスモポリタン種」とは
「人類に依存しているゴキブリ」の事なんですよ！

一流大学卒業の製薬会社の研究員・五木小兼（いつきこがね）は、公私共に害虫ＬＯＶＥなイケメン。害虫が美少女に見える程、害虫を愛して止まない彼は、弟と狭いアパートで共同生活中。趣味は日夜自室で害虫と共同生活すること。そのルックスから人間の女子にモテるが、完全に宝の持ち腐れ。１００％害虫に侵されている害虫オタク。害虫界の黒いダイヤ・ゴキブリを中心に、様々な害虫の生態が美少女の容姿で露に！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[間立]

新ジャンル、害虫系女子……の話じゃなくて害虫擬人化です。主人公は××××。 虫は好きではないけど、実際での写真とか乗っけて欲しかったなぁ、カイガラムシとか気になる。 もちろん作者さんも虫嫌いだし、「虫嫌いのためのマンガ」みたいな側面もあるので、カバー裏とかにプリントすればよかったのに。

2012/01/08

[Linne]

ちゃんとした情報が多くて、作者さんは「虫嫌い！」っていいながらも、ちゃんと取材をされたのだな、と感心。虫の擬人化も生態をわかりやすくしていて、とても良い。 虫嫌いな人のためにもなる本かも？

[アリカ]

ｲﾌﾞﾆﾝｸﾞ連載時から心待ちにしてたやつ。こういう雑学系は昔から大好き。生態なんかもキッチリ解説、想像力高めると自爆しちゃうのでご注意を☆そういやﾋﾞﾚﾊﾞﾝでＧ図鑑立ち読んだ時もそんなことあったなぁ・・・

2012/02/03

[まーじ]

表紙からは想像しにくいけれど、虫についての解説がきっちりしてあって、知識を得るための本としてもなかなかのものだと思う。本作の虫の擬人化は、解説のための擬人化と捉えた方がいいかもしれない。個人的にアシダカグモが懐かしかった。あれって足がぼろぼろ外れるんだよな･･･。

2011/11/28

[山野辺ワラビ]

害虫を擬人化。ゴキが美人だし、シマ蚊やハエもかわいい。でもキモイ。中途半端に特徴を残したデザインがキモイ。また、害虫が嫌いな人は絶対調べないであろう害虫の豆知識が面白い。でもやっぱりキモイ。あり得ない生態がキモイ。人類がゴキブリに勝利するのは不可能と思えるハイスペックさに絶望する。とりあえずホウ酸団子にグリセリンを混ぜると効果的だという知識は収穫だった。タバコシバンムシ、カブトムシのエピソードが好きかな。アシダカグモはフツーに怖い。イケメン兄が途中から影薄くなった気がする。

2011/11/23