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出版社内容情報
里中満智子の大河歴史ロマン! 30年越しでついに完結!
大宝律令が施行され、日本が統一国家として歩き始めた702年。
父・天智天皇と、夫・天武天皇の遺志を継ぎ国づくりに命を捧げた持統天皇がついに 、その生涯の幕を閉じる――。
統一国家の形成と安定を信念とした女帝の最期とは!?
歴史の真実に迫った万葉大河ロマン、完結!
大宝律令が施行され、日本が統一国家として歩き始めた702年。父・天智天皇と、夫・天武天皇の遺志を継ぎ国づくりに命を捧げた持統天皇がついに 、その生涯の幕を閉じる――。統一国家の形成と安定を信念とした女帝の最期とは!?歴史の真実に迫った万葉大河ロマン、完結!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
34
ようやく読めた最終巻。周囲に理解を得られず、悲しい別れも多い。大津のことをここまでひっぱって来るとは。。。持統天皇の人生を描ききった作者さんは本当にすごい。天上の虹をきっかけに、歴史好きになりました。もう少し詳しく言うと、飛鳥時代周辺の家系図好き(笑)特に額田と讃良のお姉ちゃんが好きでした。この先へ続く、長屋王の話や女帝の手記もまた再読したいと思います。2015/11/22
どあら
27
やっと23巻で完結しましたね。愛知へ行幸したことは知っていたので、最終巻でそこに触れていて嬉しかったです。。娘が高校で日本史を選択しているので、読ませたいです(*^^*)2015/12/16
花林糖
26
1巻から30年無事に完結して良かった。(リアルタイム、長かった)女性の髪型がいつも楽しみでした。あとがきを読んで額田王(髪型含め)が好きだったのを思い出した。余裕のある時に全巻読み返したいです。2015/04/16
りー
24
先に「長屋王残照記」「女帝の手記」を読了していたので、すっかり完結したつもりになっていたけれど、そうか、未完だったものをしっかり完結させてくださったのか、と感慨無量。鸕野讚良を 「ささら」と読むか「さらら」と読むか、そこから始まったそうで、一つ一つのエピソードをどの視点から描くのか、読める限りの文献や資料に目を通して、誠実に判断されてきたのだと胸が熱くなりました。いまだにこの時代の本を読むと、里中先生のキャラの顔がまず浮かんでくるというインパクト、多分一生引きずると思います。ありがとうございました。2023/05/20
ふくみみ
21
最終巻でも律令の意義など勉強になる感じが天上の虹。優しさがいけないのではなく、信念がないことが人がついてこないというくだりもハッとした。氷高が新田部の想いを知る機会があって良かった。例えその後何もなくても。讃良は最期には奇跡や死者からの慰めはなく、附記についても酷しすぎる印象もある。しかし、彼女の人生が奇跡などなくても彼女はびくともしない、賢さと信念で乗り越えていくのだと証明している。実際の持統天皇はわからないが、讃良にはずっと勇気づけられてきて、大好きで尊敬する女性だ。お疲れさまでした。2015/03/19
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