出版社内容情報
【内容紹介】
『気分は形而上』終了から約1年、皆様、ご無沙汰しておりました。ようやく新作『それはエノキダ!』の第1巻発売にこぎつけました。とはいえ、まだ1巻目、どんなふうに新しい表現をしていこうかと試行錯誤しております。前作から読んでくださっている方々はご存知かと思いますが、『それはエノキダ!』は『気分は形而上』の14巻~19巻で登場している「榎田君」の世界を存分に描こうと思って始めたものです。彼の超越的なこだわりぶりや、社会の様々な事象に対して感じてしまう「キモチ悪さ」、それによってまわりが感じる「うっとおしさ」などを私なりに描いていきたいと思っております。そのうち登場キャラクターも増えていくのではないかと思います。妙な人間はそのまわりに妙な世界を作り出し、妙な人間達を生んでいくでしょう。どうか『それはエノキダ!』をゆっくりと永く愛してくださればと思います。前作は19巻で終わったのでキモチ悪い、というお便りを多数いただきました(笑)。今度は最低でも20巻は続けますので、ひとつどぞよろしく。──須賀原洋行



