- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 ヤングマガジンKC
出版社内容情報
【内容紹介】
おまえたちは、負け続けてきたから、貧窮し、ウジウジと、人生の底辺を、這って這って這って、這っているのだ……!
限定ジャンケン……!限定と聞いて、すぐ、ある予感が走った。この勝負、運否天賦じゃない。おそらくは愚図が堕ちていく。勝つのは、智略走り、他人出し抜ける者……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
137
中々引き込まれる導入。 この漫画はザワザワと言いながら、金の大切さを教えてくれてるなぁ。 謎は謎のままどうなるか続きは気になる。2022/03/30
yoshida
95
kindle unlimitedにて。久しぶりの再読。伝説の始まり。「限定ジャンケン」編スタート。「カイジ」シリーズで訴えることは実にシンプルだ。自分の頭で考えること。結果の責任は自分でとること。誰かに自分の運命を委ねたりしないこと。神に祈る時間があるなら、可能性を考えること。自堕落な毎日を送るカイジは、借金の連帯保証人となっていたため多額の負債を負う。逆転を賭けてギャンブル船に乗るカイジ。そこは多重債務者達が互いに喰い合う戦場だった。裏切られ自分の甘さを悔いるカイジは逆転の策を思い付く。金言満載の作品。2017/06/22
Hammer.w
19
大切な場面で誰かに委ねた結果が今だ。お金ほど人間らしさが出るものはない。性善説なんかよりクソ喰らえ。教科書にしてもいいくらいだ。2021/11/17
白義
17
人生が負け続けの人間にはそもそも知恵を蓄える経験がない、想像を巡らす余裕がない、結果として更に負け、更にクズの深みへと落ちていく、現代社会の真実の一面を強烈に描いた引力が凄い。負け続けからの一発逆転のチャンス、それすらも更なる絶望にはまり込む罠、という当たり前の判断すらつかない、そんな閉塞感漂う心理空間で行われるのは、少しひねっただけの、ただのじゃんけん。しかしこれだけじゃんけんというものを戦略性や心理性を駆使して描いた漫画は少ないのではないか。利根川の演説は必見、羽生だって負け続けたならただの根暗は笑う2017/05/26
しゅうと
13
昔、ハマったカイジを再読。限定じゃんけん。懐かしい。2022/06/10
-
- 和書
- 猫の教科書 (改訂版)