フレンドＫＣ くじらの親子 〈７〉

くりた陸

講談社（1999/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 165p／高さ 18cm
• 商品コード 9784063305265
• Cコード C9979

出版社内容情報

【内容紹介】
杏（あんず）は中3、桃も年長さんになって、少し大人になりました。将来のことも気になり始めたし……。でも今の杏の夢は“鮎川くんのお嫁さん”かな！？十代で結婚したパパとママの感動の特別番外編「海の降る雪」も収録。大人気コミック第7巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[べる]

【手放す本】杏は中３に。周りが進路をしっかり考えていたり人の気持ちが変わっていったりすることに不安を覚える。大人っぽい友達は先生に恋をしていたり、大人の恋の話についていけなくなったり。悩みながら杏も少しずつ成長していく。桃は自分をかばってママが亡くなったことを知って自分は悪い子だと言い出す。番外編に出てくる男の子もそうだけど、小さな子どもが自分のことを責めるのはなぜだろう。虐待を受けても母親が一番好きで愛してもらいたい存在なのかな。出産前に色々なことを不安に考えるママの気持ちに胸が痛くなって涙して読んだ。

2020/12/29

[さわこ]

電子書籍にて。若い頃のママ、かわいいなあ。虐待は繰り返す…確かにそうなのかもしれない。でも、痛みを知っているからこそ、優しくできることもあるんじゃないかな？★★★☆☆

2016/11/15