ガンダム者―ガンダムを創った男たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 420p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063301816
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0979

内容説明

1979年に放映された『機動戦士ガンダム』はひとつの世界と歴史を創り出し、それは今も拡大を続けている。破格の作品を創ったのはどんな男たちか。そしてなぜ創られたのか。本書ではメインスタッフ8名に合計49時間にわたる取材を行い、その誕生のドラマを明らかにする。星山博之氏による初公開「機動戦士ガンダム」原型企画書、「ザンボット3」「ダイターン3」企画書、美術、モビルスーツ、メカ原型デザイン、未登場キャラクターなど貴重資料も同時収録。史上最強の「ガンダム本」登場。

目次

序章 サンライズ代表取締役社長 吉井孝幸
第1章 アニメーションディレクター 安彦良和
第2章 設定・SF考証、脚本松崎健一
第3章 美術監督 中村光毅
第4章 メカニックデザイン 大河原邦男
第5章 企画 飯塚正夫
第6章 脚本(チーフシナリオライター) 星山博之
第7章 脚本 山本優
第8章 総監督 富野由悠季

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bittersweet symphony

1
再読。富野だけは「ガンダム」そっちのけでいろんなスケールの話題をいろんな視点で語っていて、それがあるが故の「ガンダム」だというのがよくわかる。2020/07/25

wainao

1
全てのクリエイターが読むべき本。富野由悠季・安彦良和・大河原邦男といった有名どころはもちろんの事、他のスタッフのインタビューも奥深い。若い才能たちが「野心」を持ちながらけして恵まれない環境の中で戦う様は読んでいて胸が熱くなりました。ガンダム関連本の中で一番好きな本です。

富士さん

1
これはいい本だ。堀田さんが関わったエヴァのインタヴュー集も読んだのですが、こちらの方がインタヴュアーが前のめりで、熱を感じます。聞き手が淡白だとインタヴュー自体も淡白になり、形だけ整った大して価値のないものになるのではないでしょうか。アニメ業界が今よりもずっと小さかった時代の事ですので、この本を読むだけでもそれまでのアニメ史、当時のアニメ業界の全体像がある程度見えてきます。ガンダムのスタッフインタヴューとしてもとても密度の高いものですが、日本の商業アニメについての証言集としても十分価値のあるものです。2015/04/14

ゆりいか

0
濃いスタッフが集まったからこそ狙っては作れない要素が醸成されたのかなと。2017/11/02

tajiko

0
濃ゆい。それだけに、ベッドで寝て読もうにも、本が重い。安彦さんの冷静さが当時の熱中者としては肩すかしだが、それが逆にこの本の真剣さを伝えるものともなっている。それと、富野さんが最後に登場するのが、実にハマっている。その内容もまた同じく。2016/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/134337
  • ご注意事項