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内容説明
出版物再販制度理解の入門書!!再販制こそ読者の味方!多種多様な出版物が適正な価格で購入できるのは再販制度あってこそ!!再販制度がよくわかる!!読書人ばかりでなく出版界を目指す人達の必読書。
目次
1 カケルの野望
2 「本」ってナンだ?
3 再販制度が必要な理由
4 カケルの結論
5 経済原則と出版
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りり
9
マイブームのマンガでわかるシリーズ。本の再販制度が出版業界に何をもたらすのか?ー本を家電や自動車のようにモノとして扱うことによる文化の凋落への警鐘。前に竹宮恵子と内田樹の対談本で、お勉強マンガ(という名前ではなかったと思うが)という分野がマンガにはあるということを読んだのだが、これがそういうことなのだろう。読みやすくて問題提起の仕方も分かりやすい。作り手の熱意が伝わってくる。文化を継承するには、お金も手間もかかるが、そのことを厭うてはいけないのだろうと文章で訴えられるよりもするりと納得させられる。2015/05/16