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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
35
赤壁の戦い終結!孔明は曹操と交わり、人格を一するが、曹操に拒絶される。そして、呉軍は黄蓋の苦肉の策を用いて曹操軍を壊滅へと導いていく。孔明の曹操への執着は絶えないが、「くどい」の一言であしらわれてしまう。世に知られている赤壁の戦いとは大きく異なるが、こういう解釈もありだな。★★★★★2022/03/21
活字の旅遊人
31
曹操と孔明は共鳴したが、融合はできない。そうじゃないと話が全然違うものになるからな。孔明、大分まともになったが、やはり主役ではないのだ。2022/04/03
財布にジャック
29
赤壁の戦いが、こうまで今までのイメージとかけ離れているとは、漫画とは言えビックリしました!孔明の活躍する赤壁を想像して読み始めたので、泣きたくなりました。孔明が何者なのかという謎には一歩近づけましたが、孔明の気持ちを思うと・・・この本投げたくなっちゃいました!でもこんなぶっ飛んだ解釈を考えた作者は偉いとも思いました。そんな複雑な赤壁でした。2010/09/28
明智紫苑
17
赤壁編完結。うーん。この漫画の曹操と孔明はどちらも『ファイブスター物語』のアマテラスのミカドのパロディみたいだな。ひょっとして、ゴンタさんの一番の仮想敵は宮城谷作品群や『キングダム』ではなくFSSじゃないの? と、邪推したくなる。まあ、多分、永野さんはゴンタさんも冲方丁さんも荒木飛呂彦さんも眼中にないだろうが。2018/11/08
十六夜(いざよい)
15
赤壁の大戦、決着!孫呉水軍は緒戦の奇襲を成功させたが、曹操の生死は敵味方ともに不明。曹操軍は固守に徹した陣を構え、戦局はしばし膠着。だが長き昏睡から魔王が目覚めた時、“赤壁の大戦”は修羅の炎とともに決着する!曹操復活によりなんとか型を留めた曹操軍だったが、周瑜の戦略、黄蓋の捨て身の敵地侵入により、曹操軍は敗走を続ける。曹操に焦がれるも、全く相手にされない公明。曹操の文献には、公明の名前すら出て来なかってという事実はなかなかの衝撃。2021/10/07