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出版社内容情報
【内容紹介】
「あいつのせいでおかしくなったんだ」遊佐の残した傷痕に肉体の奥深くかき乱され忘れかけていた母の面影が蘇る。職業的暗殺者・榊キリコ、変わりつつある自らに惑う。「これで、いいんだ」榊キリコを殺す望みだけを頼りに天聯幇殺手(テンレンパンサヤシュウ)・遊佐朗、殺人を重ね生き長らえる。そして2人が3度出逢う時、夜は仄かな熱を帯びはじめる──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
人形でしかない執着の対象を、女性に対する最大の暴力で壊した男。それなのにもっと壊れたのは男で、人形は逆に自らに加えられた暴力で人間に戻る…そして、過去のトラウマが噴き出してくる。二人の破滅的な関係は、一気に終盤へ。2021/05/14
ぺぱごじら
6
『お前には血が通っていない、ただの人形だ』と言いたい放題言って、挙げ句置き土産にレイプまでしていった遊佐朗に、心を大きく揺さぶられる。ある意味遊佐朗の『キリコを殺す』はここで達成されたんじゃねーかと考えながら当時は毎週『モーニング』を読んでいた(笑)。機械が流す涙に全てを悟った瞬間の『死神』のキレっぷりが見事な第3巻。猿は死んだか?2015-172015/02/01
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