出版社内容情報
2012年9月~2013年9月まで放送した仮面ライダーウィザードの小説です。
正義の魔法使いVS漆黒の魔法使い! 警視庁国家安全局0課の刑事、大門凛子に協力して、ファントム残党を一掃するために、仮面ライダーウィザードとなって日々戦う操真晴人。突如彼の前に現れたもう一人の“晴人”は自分こそ本物の晴人だと宣言し、漆黒の仮面ライダーに変身して攻撃してくる。二人のライダー対決の裏には周到に用意された邪悪な企みが隠されていた!
内容説明
警視庁国家安全局0課の刑事、大門凛子に協力して、ファントム残党を一掃するために、仮面ライダーウィザードとなって日々戦う操真晴人。突如彼の前に現れたもう一人の“晴人”は自分こそ本物の晴人だと宣言し、漆黒の仮面ライダーに変身して攻撃してくる。二人のライダー対決の裏には周到に用意された邪悪な企みが隠されていた…!正義の魔法使いVS漆黒の魔法使い―!
著者等紹介
きだつよし[キダツヨシ]
1969年大阪出身。劇作家・演出家・脚本家・俳優・絵本作家。劇団「TEAM発砲・B・ZIN」元主宰。解散まで全作品の作・演出を担当。大野智主演「風(プー)」シリーズなど人気舞台も多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
13
ウィザード後日談。きださんはTVシリーズのころから、晴人×凜子だったけど、とうとう小説版で結ばれる展開へ。致し方ないとはいえ、晴人×コヨミの余韻に浸っていたい方には、ちょっとさみしい展開になったかも。ただ、凜子の晴人への思いについてはもう少し感情の変化を見たかったなあ。好き前提はちょっと見ていて読めすぎてしまう。また、TVシリーズのメインは総登場している反面、あれから時が止まったかのように、あんまり変化がないのはやや拍子抜け。本筋じゃないとはいえ、仁藤×キマイラはもう少し抜本的な解決法ないもんか(涙)2014/11/04
METHIE
13
一番の問題点としては最終話と鎧武との映画で未練たらたらだったのを断ち切ることが出来たのに、黒いウィザードの存在でまた未練たらたらになってしまうのはマイナス。ただプレインシュガーが家族の思い出だったり、一人じゃ無いんだぞと零課の偉い人に言われたり良い所もあったりする。レイコさんとの恋愛要素は評価が分かれるかも。2014/11/04
シャル
12
小説版ウィザードは本編、映画の後日談であり、本当の意味での操真晴人最後の戦いである。その敵はまさに晴人自身であり、小説という媒体を活かして語られる凛子から見た晴人と、晴人の内面と、そこに現れるもう一人の晴人の正体が興味深い。本編で常に颯爽と人々の希望となってきた操真晴人が本当に向き合い、救わなければならなかったのは、そんな晴人自身の心。隠し通してきた晴人の弱さと臆病さの希望になるこの展開は、まさにアンコールのフィナーレに相応しい。ラストには賛否あると思うが、コヨミ無き世界の希望はああなるか。2017/06/24
王蠱
10
昼ドライダーもといメロドライダー、とりあえずの完結編?オーガとの決戦を経て”希望”をあるべき場所に預けてきた晴人、その前に姿を現したもう一人の彼。いやぁなんというか、作品そのものとしてはクオリティしっかりしてるのだが個人的にこれをウィザードの正史というか公式とは感情的に認めにくい部分が大分ある。主に凜子さん関係で。普通に「頼りになる姉御ポジション」で彼女を観ていた人間としては急にヒロインにされても困惑するばかりで当人には悪いが乙女力低い方が彼女は魅力的に映る。晴人はますますコヨミコンプレックスが深刻にww2014/11/09
ことみ
9
すみません。最初に言っておきます。多少の毒を含むことをお許しください。シナリオは悪くなかったです。他の方も仰るように、本編中徹底的に「強がる」キャラだった晴人くんの問題に踏み込んでいたのはよかった。映画も押さえ、矛盾も解消されている。巧いです。けれども。凛子ちゃんの描写が…どうしても…。彼女を格好良い女刑事として見ていた私にとって、ただの女として描かれてしまったのは相当にショックでした。そのせいで、どうしても受け入れられない一冊になってしまった。結ばれること自体はいいのに。ヒロイン化かぁ…つらいなあ。2015/01/01
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