出版社内容情報
2001年1月~2002年1月放送の仮面ライダーアギトの小説版です。
2001年1月~2002年1月放送の仮面ライダーアギトの小説版です。
内容説明
記憶喪失という苦悩を背負いながらもアギトに変身してアンノウンと戦う翔一。ギルスへの変身能力に覚醒したがために肉体が蝕まれてゆく涼。神秘のベールに包まれた戦士アギトとギルス、そしてG3・氷川を交え、真魚をとりまく人々の運命は―。
著者等紹介
岡村直宏[オカムラナオヒロ]
1977年千葉県生まれ。脚本家。日本大学芸術学部文芸学科卒。主にアニメの脚本を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえこ
21
20年くらい前当時担任していた年少の子達と話を会わせるために見て元々仮面ライダー好きだったのではまる。 こんな血みどろな話なのにプロローグの情景とか凄くきれいで気に入った。翔一君が野菜を育てていたこととかすごい思い出した。今だったらアギトは玉森裕太ギルスは平野紫耀が合うかな…と思いながら読むが、最後そんな話だったか…と思うくらい悲惨。特にギルスがかわいそ過ぎる(T-T)2018/06/16
ダケちゃん
19
再読小説仮面ライダー!今回は仮面ライダーアギト! TVの設定を削ぎ落としてリイマジネーションした作品! キャラはどれも原作のイメージ損なわず、こんな掛け合いあったなとかこんなこと言いそうとか感じられた👍 特に氷川さんの不器用キャラは要潤が目に浮かぶ✨笑 不満あるとしたらラストの駆け足感😓点と点だったキャラがすべて線で結ばれてどんな展開になっていくんだろうと期待させておいてあのあっさり感はいただけない😩 ラスボス的なキャラ出しても良かったと思う💦 続編的なものはジオウがやってくれたからいいけど😅2019/11/21
maito/まいと
19
今なお続く平成ライダー路線の先駆者、アギトの小説版。TVシリーズを再構築して大胆に設定を変更させて、コンパクトにまとめられている。真魚ちゃんをヒロイン軸として3人のライダーをガッツリ絡ませ、かつそれぞれの葛藤や想いを、きちんと着地させているので後味もすっきり☆アギトの謎や「人間と異形」のカタルシスも網羅されているし、澄子姉さんに尾室くん、北條さん、そして焼き肉(爆)他にも「氷川の不器用」ネタも使われていて嬉しい(笑)アギトは本当に小ネタがツボすぎるものばかりだ。そしてやっぱり報われない葦原さん(涙) 2013/02/01
緋莢
17
「そうそう、君の名前なんだが…」、「おれの名前…津上翔一、ですか?」二十階建てのビルの屋上にいた人物が床をすり抜けて、一階の床に落下して死亡、桜の木のコーヒーカップほどの洞に埋まって死亡した中学生など、不可能ともいえる殺人事件を起こす未知の生物。警視庁はそれを〝アンノウン”と呼んでいた。アンノウンに対抗するために開発されたG3システムを装着する氷川誠は、同じくアンノウンと戦う仮面ライダーアギト、ギルスと出会い…(続く2023/11/08
王蠱
14
原作キャラと一部の設定を流用して新しい物語を構築したパラレルワールド的な、この作品的に言うなら「アナザーアギト」とでも言うべき物語。小説という形式上若干テンポが速く感じる部分もあったが、三人のライダーそれぞれの葛藤や意志を端折ることなく描き切ったことでしっかり「仮面ライダーアギト」として成立している。原作との比較も楽しそうだし、可能ならば特番か劇場版で見てみたい2013/02/02