- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 アフタヌーンKC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
7
百舌谷さんと夏の終わりを収録。『誰一人として決して愛さない事だ』と実の父に言われる。幼少期もあって影響力は凄まじく、家庭に歪な空気が生まれる。番太郎はバカだと思うけど、誰にも真似できないドMのヒーローになれると思う。シリアスな話ばっかりで、すれ違いを重ねた親子が仲直りする。書き手のパワーが凄まじく伝わってくるのに、小ネタを入れてくる。バカだろう。でも、そんな漫画だけど嫌いになれない。ボロボロに泣きました。2010/11/02
白い駄洒落王
5
ギャグ漫画なんだか結構きついな。2012/09/19
kanon
4
この巻は小説を読んでいるかのような密度、感情の揺れ動きの描写。大名作だと思う。巻末の伊藤計劃とのエピソードも何というかこう、結果的に作品の質を上げてしまうような気がしてしまうオタクの感情。2021/05/23
秋山真琴
4
圧倒的な筆力によって、描かれるエピソード群。特に、凄まじかったのは百舌谷さん夫妻の過去。狐のネギーのエピソードが描かれた前半で「このシリーズは、ここがもしかしたらピークかもしれん」と予想した、十分後に、覆された。百舌谷さん夫妻が養女を受け入れようとする覚悟! 愛! これは、これは素晴らしい物語だ。四巻はまだか!!2009/09/21
raitu
4
百舌谷さんはどこまでも自分をどうしようもない「ツンデレ」なんだとメタ化して皮肉る。だから周りもそんな風に扱う。番太郎の「ドM」ってのもひねくれたメタ化なんだけど、結局そういう言葉でしか、ひねくれきっちまった百舌谷さんには届かないし、その向こう側にいるひねくれきっちまった僕ら読者にもなかなか届かない、そんなご時世にオススメの傑作でございます。2009/09/11




