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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
97
名人の弟・羽仁悟との準決勝で、劣勢に立たされた紫音は「月のように穏やかな手を指せ」「駒音に耳を澄ませ」とのアドバイスを思い出す。昼食の際、紫音はそれらが幼いころ両親を殺した男から発せられた言葉だと悟り、「これ以上思い出しちゃ駄目だ!」と呻く。勝負とは自分との戦いなのだ。悟も紫音も過去に囚われたまま戦っている。こういう将棋を米長さんは「泥沼流」と呼んだのだろう。過去から抜け出して「これが私の将棋」といえたのは14才の紫音の方だった。今回も棋士たちの科白や林葉さんの解説により、盤上の逆転劇に浸ることができた。2020/10/06
くりり
6
二人とも鬼だったんだ(-.-)/ 犯人は分かったけど何故?2013/06/09
朧月
5
VS羽仁悟 最後、ギリギリのところで2歩で詰まないとか、人間ドラマだけでなく、将棋もかなり考えられて、描かれてるのが、この漫画のすごいところだと思う。 棋譜がついてくれると面白いんだけどなぁ。 名人相手に鬼ごろしを仕掛ける主人公はさすがに非現実的な気がする。 ここからどう、将棋を作っていくかは気になるところ2013/03/17
読み人知らず
2
犯人は弟ではなかった。2009/01/03
リコリス@コミック専用
1
vs羽仁悟。 サスペンス色の色濃いこの作品だが、棋譜を見ていくと、本当によく考えて書かれていることがわかり、圧倒される。 犯人も完全に明確に。 やはりあの人だったが、動機は如何に? いや、むしろ、これでこそが将棋に潜む鬼であり、将棋の鬼なのかもしれない。 2014/06/06