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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
30
「おおきく振りかぶって」第三巻。表紙絵は西浦高校野球部の打撃の主力、三塁手の田島悠一郎くんと外野手の花井梓くんです。タジマくんは、小柄ながら野球センスの塊みたいな子、花井くんは体格が良くて長打者タイプの子です。今巻では西浦高校野球部のライヴァルとなる埼玉県の高校の野球部も描かれて、興味が尽きません。一番の気になるライヴァルは、高校に入学する前に阿部くんがバッテリーを組んでいた武蔵野第一高校の投手の榛名元希くんでしょうか!2023/07/16
合縁奇縁
30
3巻は主人公の女房役、阿部のシニア時代の思い出を中心に話しが進んでいき、阿部くんと榛名さんの過去の関係が明らかに!阿部が「首を振る投手が嫌い」な理由が判明。チームのキャプテンも決まって、いよいよ「夏」へ動き出す。ももかんの自腹のプロテインの話が面白い。2018/07/19
えちぜんや よーた
21
キタのバッティングセンターで高校野球部の同窓生たちと「プチ振りかぶって」(笑)。やはり20年近くたっても田島くん、花井くんクラスの人たちはスイング、打球とも質が違います。少なくとも野球については、人は平等に作られていません。2012/08/12
はるき
19
今回は阿部にクローズアップ。策略家でキツイ性格の彼の中学時代と凄い投手・榛名登場。ライバルの頭角は如何にも少年漫画の王道だが、心理描写の繊細さと泥臭さが流石の巧さ。巻末収録の「基本のキホン!」は共感できる人が多いと思う傑作。辛い部活を耐えるために必要な気持ちの作り方がなんとも言えない!「勝利はたまらない味だった」のモノローグが最高。2016/01/19
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
18
いよいよ夏の予選が近づき、伸びシロいっぱいの一年生チーム。キャプテンも決まり少しずつチームの形ができてきます。予選を控えて偵察戦も繰り広げられる中、ダークホースと注目されているライバル校にすごいピッチャーが登場。中学時代にバッテリーを組んでいた阿部が「最低のピッチャー」と呼ぶ武蔵野第一高校の榛名。快速球を持ちながら肩を酷使するのを嫌い、一試合に80球の球数制限を頑なに守っています。西浦ナインが見つめる中、たった一球だけ天才投手がベールを脱ぎます。巻末にその榛名が主人公の読み切り『基本のキホン』を収録。2014/10/01