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出版社内容情報
【内容紹介】
「女のコとは仲良くしなければダメだ」と親から厳しく育てられたボクは小学校2年の時、学級新聞に「あの娘(こ)は綺麗だ」「この娘は可愛い」等と女のコを褒めちぎる記事を書いた。(ああ、恥ずかしい)当然の事ながら他の男子から冷やかされ、ケンカして、泣きながら家に帰ったのだ。涙の中でボクは気付いた。「女のコと仲良くしすぎるのも考え物だ」と。
しかし、最近妙にその事がボクの心に引っかかってきているのだ。「あのまま何にも気付かずにいったらボクは凄い大物になっていたのでは?」この自分自身へのifが『女大太郎』というキャラクターの発想の起点です。大太郎はボクと同じ血が流れているボクの分身なのです。