少年マガジンＫＣ 金田一少年の事件簿 〈１５〉

金成陽三郎/さとうふみや

講談社（1995/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊(頁／高さ 18cm
• 商品コード 9784063122114
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

【内容紹介】
タロット山荘を舞台に次々と起こる怪奇殺人……！！「陰の脅迫者」の素顔を暴くため最後のゲームがいま始まる……！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

「タロット山荘殺人事件」解決。「陰の脅迫者」の素顔を暴くため最後のゲームがいま始まる！！玲香ちゃんの周囲の人間関係や彼女自身の過去の秘密が明らかに。玲香ちゃんの過去がかなり壮絶だった。実父に続いて再会した兄ちゃんも目の前で雪崩に巻き込まれて死ぬとかありえない。不運すぎてどこまで彼女を苦しめたらいいんだ。兄妹揃って首に何かを巻かれることにトラウマがあったり

2020/07/01

[陸抗]

タロット山荘、終幕。殺人の実行犯が殺され、真犯人が金田一の手で明かされる。雪山に放り出された金田一が、ある方法で風車を動かす場面で、実は頭良い？とか今さらな事を思ってしまった。これだけの知識があるなら、科学とか点数取れそうなのに。玲香ちゃん、重たいものをずっと背負っていたんだな。でも、美雪にケンカを売ってるし、かなり強かよね。

2021/05/08

[こゆ]

30年ぶりの再読。『タロット山荘殺人事件』完結。動機の印象が強い作品。中学生当時、この漫画で「トラウマ」という言葉を覚えた。今読めばすぐにわかるけど、好きな部類のトリック。怜香ちゃんの境遇が気の毒すぎる…。絞殺と自殺は警察が調べればわかりそうだなとか、いくらなんでも風車に磔は労力が見合わないのでは？とかとかツッコミどころはあるけど、結構好きな作品。ただ今回、一ちゃんのあっちフラフラこっちフラフラの浮気が酷いね…まあ美人二人に好意を向けられたら、普通の男子高校生ならこうなるのも仕方ないか…。

2025/01/01

[月子]

再読。 過去がすごすぎる…。

2016/09/06

[粋]

金田一君がやった火を着ける方法は当時なるほどと思い、覚えておくといいかもなんて思っていたら、今でも覚えてた(笑)階段が重要な役割をになってたんだな。兄妹の別れが呆気なすぎて余計切なくなる。

2023/08/28