少年マガジンＫＣ 金田一少年の事件簿 〈７〉

金成陽三郎/さとうふみや

講談社（1994/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊(頁／高さ 18cm
• 商品コード 9784063120097
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

【内容紹介】
残虐な殺人鬼ジェイソンの罠に美しい森の湖が血の色に染まる……！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

「悲恋湖殺人事件」完結。のイニシャルが分からないから全員を殺害する計画を実行する犯人は確かに狂っています。同じイニシャル「S・K」だからってことだけで殺される被害者に同情…。遠野が本当に殺したい人だけは殺せなかった。毎回災難に襲われるヒロインの美雪が足手まといにしか見えない。遠野は、ボートで逃走を図るが湖の中程でボートは爆発、行方不明になり警察は事故死と断定。悲恋湖伝説と名の通り悲恋の結末で悲しかった。

2020/06/27

[月子]

美雪ちゃん何回もひどい目にあってるのにすごいなぁ…。

2016/08/03

[十六夜（いざよい）]

「悲恋湖伝説殺人事件」完結。出てきた時からあからさまに怪しかった遠野先輩だが、まさか全員始末するつもりだったたとは…。この後また出てくることを知って読むと、また違ったストーリーに思えてもくる。最初は嫌なやつだった樹との付き合いも、今読むと新鮮。カルネアデスの板、勉強になった。

2020/11/26

[粋]

トリックは相変わらず面白い。しかし、イニシャルが同じってだけで殺された3人を思うと、さすがに犯人には同情できんな。殺す前に確認したんだろうか？大人になって読み返してみるとかなりの残忍さを感じた。

2019/06/15

[薫子]

10年以上ぶりの再読。悲恋湖伝説殺人事件解決編。動機が切ないなぁ…。金田一が言う「亡くなった人は復讐なんて望んでない」的な発言、なんでお前にわかるんだ、とあまり好きではないんだけどね。でも、最後の「2人で助かる方法を考える」は好き。

2014/08/15