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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおかみ
10
常識や自明性を突き崩すという社会学の本質が理解できる一冊。議論の中心は格差論・ジェンダー論で、イメージしやすい。最終的には学問の面白さにも触れており、良質な入門書に仕上がっていると思う。実はもっと広範なテーマが紹介されることを期待していたのだが、もとより網羅的に社会学を語ることなど出来るはずがないのであった。2010/11/11
古古古古古米そっくりおじさん・寺
9
偉そうな事を言うが、真新しい知見は余り無かったが、楽しく読んだ。これはカラスヤさんの手柄だろう。絵が可愛くて愛せる。ユーモアもあるし、大学の先生の相手になれるだけの知的な人だ。何だかんだ言っても世の中は良くなってるという意見は同感。女性は『モテない』って言い辛いんだね。カラスヤサトシの描くかわいい千田有紀先生にちょっと興味が出て、Yahoo!で画像検索した……カラスヤさんはフェミニストだと思う。2013/01/02
ころぶ
6
カラスヤサトシ先生のDTっぽさと言うか中二と言うか、斬新なような古臭いような男の子目線からの世界観、それがカラスヤサトシ先生本。そこから社会学に突入するので恋愛論的な側面も多い。気楽にのほほんと読める社会学入門書。2011/10/24
rice5baller
3
大学で教科書に指定されてたので読み始めた。 形式は専門家と素人の二人の会話で進んで行き、途中に4コマ漫画が挿入されている。 内容としては平易で理解しやすい文章が続く。 初学者でさらに本はあまり読んだことがないという人にお勧めである。 自明性を突き崩す!!2012/04/11
さらさら
2
漫画かと思ったらちゃんと文章だった。社会学部出身の漫画家と社会学者の対談。社会学って何?という基本的なことが書いてある。その中にいるとそれが当たり前でよくわからなくなるけど社会学なんだなと思い出すことができた、かも。社会学って斜に構えていて腹立つという時期に突入したまま抜け出せない。でもたぶんすきなの。2014/04/26