講談社ノベルス
パトリオットの引き金―警視庁捜査一課・田島慎吾

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062991117
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

警視庁VS.自衛隊
事故死した自衛官の「最後の声」とは?
「潔癖&天然」コンビが驚愕の真相を手繰り寄せる――

「このミステリーがすごい!」大賞受賞者にして
警察ミステリーの新鋭による鮮烈作!

殺人事件から外され、自衛官の交通事故死を
捜査することになった警視庁の田島と新人女性刑事・毛利。
防犯カメラに写っていた自衛官・石倉に朝霞駐屯地で
事情を聴いていたところ、警務官の松井に退出させられた。
そして田島は上司から「朝霞には近づくな」と忠告される。
独自の捜査を続ける田島らにより、
事故被害者と石倉がPKOで中央スーダンに派遣されていたことが判明。
事故の背景に何が? 
怒濤の展開が続く鮮烈な警察小説誕生!

内容説明

殺人事件から外され、自衛官の交通事故死を捜査することになった警視庁の田島と新人女性刑事・毛利。防犯カメラに写っていた自衛官・石倉に朝霞駐屯地で事情を聴いていたところ、警務官の松井に退出させられた。そして田島は上司から「朝霞には近づくな」と忠告される。独自の捜査を続ける田島らにより、事故被害者と石倉がPKOで中央スーダンに派遣されていたことが判明。事故の背景に何が?怒涛の展開が続く鮮烈な警察小説誕生!

著者等紹介

梶永正史[カジナガマサシ]
1969年、山口県生まれ。『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』で第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2014年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

69
楽しかった!郷間シリーズから、気になっていたこちら。捜査一課の潔癖症で偏屈な田島と帰国子女の毛利が、ある交通事故死から、自衛隊に関わる大きな事件をあぶり出す。最初は敵かと思われた自衛隊監察の松井、実は同じ方向を向いていた。最後の『これが専守防衛ですよ』気持ち良かった。最後にタイトルの意味を考えさせられました。そして郷間シリーズの秋山がちょこっと登場。この作者の文章は、とてもリズムが合っていて読みやすい。続編ないのかしら。2019/03/15

達ちゃん

48
田島&毛利のコンビ、微妙ですがいい味出してます。事件の真相も興味深くあっという間に読了です。新シリーズとして続くのかな。2018/04/23

24
面白かったぁ♪田島さんと毛利さんに他の方々のキャラ、好みでした(^^)PKOの活動って、一面しか報道されてないんでしょうね。こちらもシリーズ化して時事ネタを取り上げて欲しいなぁ。2018/05/18

りちゃ

13
殺人事件から外され、自衛官の交通事故を捜査することになった田島と新人の毛利。その背景に何が…?本作で、警務隊の存在を初めて知った。警察と警務隊の協定云々。信じられるものは何なのか?正しい事は何なのか?組織それとも自分?ラストはやっぱりねぇ。と、思いながらニンマリ。こんな政治家、フィクションの世界だけに留めてもらいたい。楽しく興味深く読了。2018/03/18

TAKA

13
梶永さんの最新作。舞台は捜査一課。田島警部補と毛利警部の会話がテンポ良く非常に読みやすい。ただ軽妙なやり取りとは裏腹に敵は巨大な権力。どうなるのか気になりどんどん読み進める。松井や泉谷達の自衛隊員としての正義とプライド、片やそれを取り纏める防衛大臣の自己顕示欲と驕りに唖然としてしまう。省は違えどまるで今の「森友」問題に通じるように思う。勧善懲悪的な最後にスッキリして納得。また出会いたいコンビが出来ました。満足のいく一冊です。 2018/03/13

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