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講談社ノベルス
天山の巫女ソニン〈5〉大地の翼

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990431
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

ついにシリーズ完結! 三つの国が、それぞれの思惑を秘めて動き出す。個性あふれる三人の王子・王女と、ソニンの運命は?

ついにシリーズ完結! 三つの国が、それぞれの思惑を秘めて動き出す。個性あふれる三人の王子・王女と、ソニンの運命は?

【著者紹介】
1969年福島県南相馬市生まれ。2002年「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞を受賞。2005年「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞。本作はそれを改題加筆したもの。他の著作に『羽州ものがたり』(角川書店)、『女王さまがおまちかね』(ポプラ社)がある。ペンネームは子どものころ好きだった、雪を呼ぶといわれる初冬に飛ぶ虫の名からつける。

内容説明

半島を形づくる三国の均衡は、もろくも崩れ去る―ソニンとイウォル王子が暮らす“沙維”では王が倒れ、北の強国“巨山”の王は半島征服を狙い、南の楽園“江南”では、第二王子・クワンの排斥が企てられていた。各国間の緊張が高まるなか、巨山王の一人娘・イェラが、突然“沙維”を訪問する。彼女の狙いとは―?一方、夢見の力を失ったソニンは、裏切り者の巫女・レンヒが遺した手帳を葬るために、かつて暮らした“天山”に向かう。少女ソニンと平和を願う次代の王たちの物語、ついに完結!

著者等紹介

菅野雪虫[スガノユキムシ]
1969年福島県南相馬市生まれ。2005年「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題加筆した『天山の巫女ソニン1黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆花火大会が迫っています!!

57
完結?ソニンは旅に出る?王子とハッピーエンドでは無い本。2019/07/25

しゅてふぁん

34
最終巻。ソニンの思い(決意)に応えるイウォル王子は素敵な青年に成長しつつあるようで何より。ソニンもきっと素敵な女性に成長するんだろうな。沙維のイウォル王子、江南のクワン王子、巨山のイェラ王女。それぞれの国の次代を担う若者たちの今後に期待ができる、いい終わり方だった。2018/08/09

azuno

4
シリーズ最終巻。怒涛の展開で三国を巻き込み開戦したものの戦争はそれぞれの事情で終結。また和平が結ばれ危うい均衡は続く。真の平和はまた次世代へといった展開。裏表紙のアオリというかこの本の紹介文から受ける印象とちょっと違いました。私はこの講談社ノベルス版での読了でしたが、単行本版というのがあるのですね。表紙の装画とかが渋くて素敵です。まあノベルス版のほうが作品の雰囲気にはあってる様な気がしますが。一概にジュブナイルと決めつけてはいけませんでしたね。2025/05/29

泉海咲

1
戦争に対する3人の王子・王女の思いが切ない。特に203ページの挿絵とシーンは大好き。イウォル王子の顔を見て、1巻の頃と比べて立派な大人に成長したなぁと思うと感慨深い。ソニンも、以前よりも色々なことを経験して、色々な感情を知って、巫女ではなくて人間になっていく過程が良かった。ソニンが旅をする様子や旅から帰ってきた後のシーンなど、まだまだ続きを読んでいたい。なのにこれで終わりかと思うと寂しい。2018/09/16

青猫ちびすけ

1
天山の巫女シリーズ完結。次代の統治をになうであろう人々の台頭。ソニンはあちこちを自分の目で見て回り、更に学びたいと言っていたから、続きもあるんだろうという幕切れ。三国ともに共存共栄ができれば、理想的なんだろうけどなぁ。2016/01/31

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