講談社ノベルス
女神の骨格―警視庁捜査一課十一係

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  • サイズ 新書判/ページ数 274p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990363
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

火災現場から発見された、白骨遺体。その後の調査で、人骨が男性の頭部と女性の胴体であることが判明する。人気シリーズ第6弾!

東京・国分寺の古い洋館で火災が発生。鎮火した現場から発見されたのは、奇妙な隠し部屋と、横たえられた白骨遺体だった。その後の調査で、一体かと思われた人骨が、実は男性の頭部と女性の胴体が組み合わせられたものだということが判明する。一体誰が、なんのために? 刑事・如月塔子と十一係のメンバーが、事件の真相を追う!

【著者紹介】
1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。大学の解剖学教室を舞台にした医療ミステリーで高く評価される。新人女性刑事・如月塔子が、個性豊かな捜査一課の仲間と共に難事件に挑む、『石の繭 警視庁捜査一課十一係』が、警察小説の新機軸に挑んだ作品として人気を集め、シリーズ化。『蟻の階段』、『水晶の鼓動』、『虚空の糸』、『聖者の凶数』(講談社)が刊行されている。他の著書に、『真夜中のタランテラ』(東京創元社)、『特捜7―銃弾―』(新潮社)がある。今後、さらなる活躍が期待されるミステリー界の気鋭。

内容説明

国分寺の古い洋館で火災が発生。鎮火した現場から発見されたのは“Wunderkammer”と名付けられた奇妙な隠し部屋。そこには、住人の蒐集品と思しき品々が置かれ、白骨遺体が横たえられていた。その後の調査で、一体と思われた人骨が、実は男性の頭部と女性の胴体を組み合わせたものだと判明する。誰の遺体なのか?残りの部分はどこへ消えたのか?刑事・如月塔子と十一係のメンバーは捜査を開始する。警察ミステリ新機軸!

著者等紹介

麻見和史[アサミカズシ]
1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。大学の解剖学教室を舞台にした医療ミステリーで注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

141
シリーズ6作目となる新米女性刑事如月塔子を中心にしたミステリーですが、さすがにちょっとマンネリ気味かなぁと。過去作品と比べると、派手さもなく、元々堅実な作風が魅力ではありますが、正直本作は堅実すぎたかなと。とにかく事件の概要や容疑者の分析など、説明が長く、読んでいくうちになんだか途中からどうでもいいように思えてしまいます。鷹野さんとのカラミも少なく、まるでスピンオフかと思わせるようなキャラの扱いはちょっと寂しいものが。塔子の成長はうれしいのですが、やはり「無敵のイレブン」の活躍なくして本作はないですね。2014/12/16

いつでも母さん

97
やられたー!図書館で掘り出し物を見つけた気分で飛びつきました(笑)読み出したら、アラ・・今回はなんだかなあ~の回?でサラサラと進むと、なんとやはり裏切りません。ん~ん、そうきたかでした。参ったね。しかも如月塔子!着実に成長して、認められてきましたよ~河上君の想いには全く気付いてませんが(笑)で、ラストの鷹野主任がいいんだよ~♡今後が気になる!なので麻見作家、次を早くお願いしたいなぁ。なんだかんだ言いつつも一気に読了いたしました。追いかけたいシリーズです。2015/08/28

タックン

97
シリーズ最新刊。今回はいつもの猟奇的な殺人事件と思わせておいて実は完全に叙述ミステリーになってて騙されてしまう。それでもオチがなあ・・・・・・?ネタバレしたくないからここまでね。読みやすいから最後まで一気に読めちゃうから読んでみてね。今回は塔子の成長はみられるけどキャラの魅力や得意の思い付きが少な目が残念だな。最後にやっと出てきた鷹野とのやり取りが気になるなあ。早く続編が読みたい。2015/03/22

yu

73
Kindleにて読了。 今までのシリーズで、一番奇想天外な結末だったような。 なんとも切ないラスト。やっぱりタイトルうまいなぁ。 女神の骨格、なるほど~。2016/04/23

papako

53
塔子さんシリーズ最新巻。今回は叙述トリックなのね。相変わらず不思議な事件と状況ですが、今回は十一係のメンバーがうまく機能していなかったような。なので、いつもの強引だけどスカッとする解決ではなかったなぁ。しかも7年前の事件も現在の事件も動機や方法が弱く、このシリーズに期待している鷹野の超絶推理もさえなくて残念でした。ま、期待が高すぎたのかも。でも、皆さんの活躍にまたあいたいです!2015/06/13

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