講談社ノベルス
語りつづけろ、届くまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 331p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990134
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

セールス指導のバイトのため会場に向かうと、そこには死体が……。なぜか犯罪に巻き込まれてしまうサカタは地獄から抜け出せるのか?

喧嘩もヤクザも大嫌い!
なのに極道を引き寄せる!?

祝 吉川英治文学賞受賞!

日本一不運なサラリーマンが、地元・東京でも……

ササヤ食品のサラリーマン坂田勇吉(さかたゆうきち)は、
新商品センベイの草の根宣伝のため、東京下町の老人会に通う。
祖父仕込みの将棋と生真面目さで、老人たち
そしてボランティア・小川咲子のハートをつかみつつあった坂田に、
健康枕販売のセールス指導のバイトが持ちかけられる。
その打ち合わせに行くと、部屋に死体が!
警察から執拗な聴取を受けた後も、事件は続く。
お人好しな自分が悪いのか……と思いながらも、
坂田は東京の町をひた走る!!

内容説明

ササヤ食品のサラリーマン坂田勇吉は、新商品センベイの草の根宣伝のため、東京下町の老人会に通う。祖父仕込みの将棋と生真面目さで、老人たちそしてボランティア・小川咲子のハートをつかみつつあった坂田に、健康枕販売のセールス指導のバイトが持ちかけられる。その打ち合わせに行くと、部屋に死体が!警察から執拗な聴取を受けた後も、事件は続く。お人好しな自分が悪いのか…と思いながらも、坂田は東京の町をひた走る!

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学中退。79年に小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年に『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門、94年に『無間人形新宿鮫4』で直木賞、2004年に『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、2010年に日本ミステリー文学大賞、2014年に『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんだ705(♡˙︶˙♡)

9
第三弾だったんですね。知らずに読んでしまいました。登場人物が増えてきたあたりから少し混乱気味。読み返しながら読んだのでなかなか進みませんでした。感想としてはトラブルに巻き込まれる才能っていうのは欲しくないものですね。2014/06/25

こすもす

6
登場人物の相互関係がイマイチわからず混乱  坂田さん、お人好しもほどほどにね!2015/03/01

kan

3
本シリーズ初読。リーマンハードボイルドは難しい。下町人情噺には飽き飽き。2014/07/10

Kenichi Kawano

2
★★★★☆2017/01/28

wakazukuri

2
ドキドキするけど痛快! 普通のサラリーマンが仕事先の老人会でひょんなことから詐欺師やヤクザに関わっていく。まじめでお人好しでひ弱な感じの彼が、なぜがヤクザに弱々しいけれど動じていないように映る。なぜかヤクザにも好かれているように見え、ヤクザより肝が据わっていると言われる。 その一生懸命さと、ほのかな恋心。緊張の中にも、ほのぼのしてあったかい。最後は警察が出動して、一気に解決。面白かった。2016/08/31

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