出版社内容情報
ギリシア・ローマ神話は欧米の一般教養。英会話の中にもその知識はよく出てきます。本書で概要を抑え、教養ある楽しみましょう。
内容説明
英米人の「常識」でもあるギリシア・ローマ神話。新聞の見出しや映画のセリフ、本のタイトルなどで頻繁に使用されています。本書で紹介するのは約100の神様・英雄・怪物など。英文の中に入り込んでいる「真の意味」を読み取って、英語の上達に役立てましょう。
目次
1 神々の系譜(ティタン族とその子どもたち;オリュムポスの神々;ギリシア神話の神々;ローマ神話の神々)
2 神話の物語世界(ミノタウロスをめぐる物語;トロイア戦争;オデュッセウスの世界;神話の世界の英雄たち;ギリシア神話の悲劇;怪物と巨人と神話上の動物;愚かな王たち;神々に愛された少年;神話に登場する場所、小物など;ギリシア・ローマ故事関連)
著者等紹介
西森マリー[ニシモリマリー]
ジャーナリスト。エジプトのカイロ大学で比較言語心理学を専攻。1989年~1994年、テレビ朝日系「CNNモーニング」でアンカーを務めたほか、NHK「英会話1」の講師、NHKの海外向け英語放送のDJなども務める。1994年にヨーロッパ移住、1998年からはアメリカに拠点を移し、大統領選挙の取材などに力を入れている。現在テキサス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
3
諸説が沢山あるので、完全に把握するのは難しいが、もやもやしていた部分がだいぶスッキリした。2018/02/16
jet-black Moon
2
英語の理解が深まる&表現の幅が広がる一冊。ギリシア・ローマ神話の解説、実際の英語の中で使われている例文、日常会話での応用文、英単語の語源となった神話の解説などがあり、わかりやすく、面白いです。2018/12/29
dwuuuun
1
主題ではないのでしゃあないとは思いつつ、まず初めにギリシア神話とローマ神話とは何かが説明されねば体系的な知識として定着しない。各所に散りばめられた根拠不明のオバマ批判にウケてしまう2025/02/14
icon
1
有名な神々ほど(細部を)知らないので、そこは良かったと思う。本質的ではないかも知れないが、シェイクスピアの例文が多かったのが評価点。一方、オバマにやけに恨みがあるのか、 というくらいオバマ嫌いな感じ。ヒラリーとトランプは(まだ)良いらしい。筆者の適当な評価はいらねえよと思いながら読んだ。2022/03/19
スターゲイザー
0
ギリシア神話が好きなのでとても楽しく読める。イカルスやトロイの木馬などそういう意味だったのかと勉強になった。英語の学習にも、ギリシア神話の学習にも役立つ1冊である。2025/03/19