現代プレミアブック<br> 2030年メディアのかたち

現代プレミアブック
2030年メディアのかたち

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  • サイズ B40判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062950510
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0095

内容説明

デジタルメディアの草創期から20年以上にわたって、その興亡を取材してきた「第一人者」が、満を持してお届けする一冊。新聞・テレビが沈没するという「常識」の一歩先、20年後の新世界を生き生きと描く。マスメディア大変革のメカニズムを、デジタルメディアの変遷を辿りながら詳述。その上で、将来われわれが手にすることのできる“究極のメディア”のかたちを具体的に紹介する。

目次

プロローグ 「史上最大のスクープ」の大ウソ(ナポレオンが勝つか、連合軍が勝つか?;ポジションとインテリジェンス;「情報が誰にも重要」というウソ;新聞・テレビの限界)
第1部 歴史が誘うメディアの未来(逆転の構図=コンピュータ業界で起きたこと;メディアはどう発展したか;デジタルメディアはどう造られたか;次世代メディアは「多対一」型へ)
第2部 次世代メディアの設計図(ボトルネックを押さえろ;EPIC2014が示したもの;新しいジャーナリズム;果てしない夢)
エピローグ 氷河期の向こうに(恐竜からほ乳類へ;時代は「幕末」;友だちメディア;四つのトレンド;あくまで「主体は人間」)

著者等紹介

坪田知己[ツボタトモミ]
1949年岡山市生まれ。東京教育大学文学部哲学科卒。1972年4月日本経済新聞社入社、1984年以降、IT分野を取材、1994年以降、日経のマルチメディア事業の計画立案を担当。また、情報社会論、メディア論、企業組織論などの著書、論文を公表し、各地で講演などを行う。2003年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究教授を兼任。2005年より、日経メディアラボ所長兼日経デジタルコア事務局代表幹事、電子ペーパーコンソーシアム委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuko

6
10年前の本だが、一部を除き古びていない。 「多対1のメディア」=「マイメディア」を手に入れ、メディア社会の客体から主体へと変身できるのか? 「情報を活かす場」にアクセスできるポジション(立場)と、情報の生かし方(インテリジェンス)を持ち得るのか? とっくに脱落していないだろうか? それにしても、昨今の日本の大手メディアの在り方には失望させられるばかり。本当に必要な情報を届けてくれないのなら、信頼は寄せられない。 2019/07/08

がっち

3
あと何十年、何年後のメディアの様子を的確に得ている気がする。内容としては情報社会の主導権は提供側から需要側に移る。メディアと社会構造、組織構造は双生児である。多対一に向かうメディア。信頼をどうしていくか。といったものが要点であった。A2011/05/21

ふくろう

2
「席に座ったら、自分の食べたいものが即座に出てくる世界を、誰しも望むはず」。……本当に? そこには「未知のものに出会える可能性や楽しみ」がない。そんな世界を私は拒否する2010/02/27

tagbon

1
メディアの将来に対する素晴らしい指針。必読です。2010/08/28

yasuaki7703

1
この手のものには少ない、既存メディアがかたちを変えて生き残る可能性にも言及している本。ただ、ツイッターなど最近のメディア環境について踏み込めてないのが残念。それが違ったものになったはず。2010/06/14

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