講談社タイガ<br> 首洗い滝―よろず建物因縁帳

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講談社タイガ
首洗い滝―よろず建物因縁帳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062940740
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

地図にない滝から流れてくるのは、人間の顔――。『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』の著者が描く、泣ける怪異譚第二集。
地図にない滝から流れてくるのは、人間の顔――。

『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』の著者が描く、泣ける怪異譚第二集。

その滝に近づいたら死ぬ――。クライマーが山深い滝で事故死した。その死体は顔面を抉り取られて、凄惨な肉塊と化していた。広告代理店勤務の高沢春菜は、付近の登山道の整備中、事故現場に遭遇。地図にない滝に関する奇妙な怪談を耳にする。

プロローグ
其の一 姨捨山登山道整備事業
其の二 首洗い滝因縁譚
其の三 大宝寺三重塔普請のこと
其の四 眞白滝洞観音霊験記
其の五 白絹一反・紅一匁
エピローグ


内藤 了[ナイトウ リョウ]
著・文・その他

内容説明

クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる「首洗い滝」だった。広告代理店勤務の高沢春菜は、生存者から奇妙な証言を聞く。事故の瞬間、滝から女の顔が浮かび上がり、泣き声のような子守歌が聞こえたという。滝壺より顔面を抉り取られた新たな犠牲者が発見された時、哀しき業を祓うため因縁物件専門の曳き屋・仙龍が立つ。

著者等紹介

内藤了[ナイトウリョウ]
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

utinopoti27

137
舞台は落ち武者狩りで生計を立てていたという信州の村。差し出す首を洗っていたとされる伝説の「首洗い滝」で、滑落死したクライマーの顔は剥ぎ取られていた。地図に載らない滝に現れる観音像の幽霊、浮かぶ女の顔、聞こえてくる子守唄・・禍々しいオープニングだ。今回の因縁は、不遇の仏師と身重の遊女の悲恋。なんとも切ない話だが、これと対峙するのはヒロイン・春菜はじめ、仙龍ほか個性あふれるメンバーたち。不気味なホラー話ではあるけれど、それほどグロに走らず、怖さよりはむしろ爽やかな読後感すら味わえる異色作と言えそうです。2019/03/13

🐾Yoko Omoto🐾

124
村の人間のみが存在を知り恐れる地図に載らぬ滝で、地元の若者が滑落による死を遂げたが、その顔は無惨にも剥ぎ取られていた。神社の謂われを中心に次々と明らかになる村の歴史、滝に宿る妄念、ミステリとホラーのバランスの良さがシリーズの読みどころ。悪霊退散などの除霊とは異なり、怪異の源や発端を突き止め、その地や建物に付く悪い因を断ち新たな因を結び直す、という再生要素が濃い点も魅力的だ。因習や土着信仰は忌まわしきものとされがちだが、元となる出来事には当時の人々の苦渋の決断や悲劇が隠れていることが本当に多いと感じる。 2020/09/16

sin

124
うまい!しかし薄い…この内容であればもう少しじっくりと作品世界に浸らせて欲しいものだが、どうだろう?話の筋立てがトントン拍子過ぎてよく言えばテンポが良いが、拙速な感じは否めない。この調子で書き飛ばしていかれると、いくら作品の質が良くても近いうちに飽きを感じさせてしまうかもしれないとは思わないのだろうか?勿体無い話である。読んでいる最中に気が付いた事だが、物語のベースは手塚治虫の『どろろ』の“白面不動 ”の巻を彷彿とさせるようだ。2017/06/24

nuit

120
今回は怖いだけではなかった。プロローグでいきなり始まる怪異に一気に引き込まれ、きっちり最後には泣かせてくれます(涙)。登場する人物たちにも前作以上に愛着が湧いてきました。しかし、何か違和感があるなぁと思っていたら、このシリーズ、当事者の村の人たちの意見はあまり聞く機会がないんですね(確か前作もかな)。どんどん主人公たちが古文書やらを紐解き、自らの推理で過去の因縁までをも暴いていくというのはある意味すごい(笑)。そして、既に次回作の予定も!『憑き御寮』。2018年の冬だなんて、待てないです!2017/07/18

ぽんすけ

114
なんとも物悲しい話だった。怖さでいったら自分的には1巻の方が怖かったが、胸が苦しくなるのは断然こっち。人の想いの強さっていうのは本当に時間を超越して残るのかもしれないな。兵頭とむぎそれぞれの思いが痛い。稀代の彫師ながらむぎを愛するあまり本当の彼女以上の面を彫ることができず肉面を作ってしまう狂気と慈愛に満ちた母子像との対比。死してなお子守歌を歌い我が子を思いながら失った面を求めて死人を出すむぎ。関係者全てが見守る中で行われた因縁切りで一気に滝が清浄な空気になるのが爽快。辰巳さんが神社継いでくれてよかった2021/03/29

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