講談社タイガ<br> 玩具都市弁護士(トイ・シティ・ロイヤーズ)

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講談社タイガ
玩具都市弁護士(トイ・シティ・ロイヤーズ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062940207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人と玩具が共存する犯罪都市で相次ぐ難事件!玩具たちを冤罪から救え! 孤独な元弁護士のハードボイルド・トイストーリー!!知能と感情を持つ玩具が生み出され四十年。
人に捨てられ荒んだ玩具と、落ちぶれた人間が集まる街は「悪魔のおもちゃ箱」と呼ばれるようになっていた。
街に住む元弁護士のパン屋・ベイカーの前に現れたのは、キャプテン・メレンゲ率いるキッチン玩具団。彼らは、ブタの貯金箱型密室で矢に射られ機能停止した、殺玩具事件の容疑者・コルク抜きビリーの弁護を依頼しにきたのだった!

CASE1.ピギーバンクの密室
CASE2.逆転の野球盤
CASE3.モグラたちの雄弁
CASE4.マンション・モルグの殺人
エピローグ


青柳 碧人[アオヤギ アイト]
著・文・その他

内容説明

知能と感情を持つ玩具が生み出され四十年。人に捨てられ荒んだ玩具と、落ちぶれた人間が集まる街は「悪魔のおもちゃ箱」と呼ばれるようになっていた。街に住む元弁護士のパン屋・ベイカーの前に現れたのは、キャプテン・メレンゲ率いるキッチン玩具団。彼らは、ブタの貯金箱型密室で矢に射られ機能停止した、殺玩具事件の容疑者・コルク抜きビリーの弁護を依頼しにきたのだった!

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

104
玩具都市弁護士その1。連作短編集。知能と感情を持つ玩具と人間が住む町で玩具の容疑者を弁護する。玩具ならではの事件もあって楽しめました。2018/02/08

takaC

94
まったくつまらないというわけでもなくとっても面白いというわけでもなく機械的に読み進んだ感じだった。なのに困ったことにシリーズ化するみたいな終わり方だった。2017/01/30

86
人工知能を持つ玩具と訳アリの人間が集まる街。ユニークな設定だけど、中身はしっかりしたミステリー。なかなか面白い。人間はイマイチだけど、玩具のキャラ達がいいキャラでした2021/09/05

hnzwd

71
人口知能によって捨てられる事を嫌がるようになったオモチャ達、、捨てられそうになった玩具達は無法地帯バッバ・シティを牛耳り日々、玩具団として抗争を繰り広げる。主人公はそんな街で活動する玩具専門の弁護士ベイカー。って、基本はハードボイルドなんですが、都市名含めて全編に溢れるパロディに継ぐパロディ。タイトル自体がベイシティローラーズですし。理解できていない小ネタも満載なんだろうなぁ。ストーリーはバラエティに富んだ短編に加えて、主人公の元に転がり込んできた謎の少女の秘密、という鉄板ネタ。続編期待ですねー。2016/05/11

さばかん

37
面白かった。  犯罪玩具都市というSFチックな舞台で巻き起こる本格ミステリー。  話の骨子は弁護士が依頼人を冤罪から守ること。   おっさん弁護士とめがね女子校生のコンビが謎に挑む!  なかなかよさげですね。2016/03/06

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