講談社タイガ<br> 桜花忍法帖―バジリスク新章〈上〉

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講談社タイガ
桜花忍法帖―バジリスク新章〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062940078
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

山田風太郎『甲賀忍法帖』が『バジリスク』に。そして今、『バジリスク』が新章に突入する! 甲賀と伊賀の新たな戦いが幕をあける!山田風太郎『甲賀忍法帖』が『バジリスク』に。そして今、『バジリスク』が新章に突入する! 天下の座を争い歴史の裏側で行われた甲賀vs伊賀の忍法殺戮合戦は双方全滅という血に塗れた結末で幕を閉じた。十年の時が過ぎ、寛永三年、再び甲賀伊賀の精鋭が結集する。甲賀五宝連を束ねる矛眼術を操る少年、甲賀八郎。伊賀五花撰を率いる盾眼術使いの少女、伊賀響。運命の双子である二人は、成尋衆と名乗る、人外の力を操る正体不明の集団との戦いに巻き込まれていく──。

甲賀、散るべし
成尋衆、現る
伊賀、散るべし
伊賀・甲賀連合忍者隊十人


山田 正紀[ヤマダ マサキ]
著・文・その他

内容説明

天下の座を争い歴史の裏側で行われた甲賀vs.伊賀の忍法殺戮合戦は双方全滅という血に塗れた結末で幕を閉じた。十年の時が過ぎ、寛永三年、再び甲賀伊賀の精鋭が結集する。甲賀五宝連を束ねる矛眼術を操る少年、甲賀八郎。伊賀五花撰を率いる盾眼術使いの少女、伊賀響。運命の双子である二人は、成尋衆と名乗る、人外の力を操る正体不明の集団との戦いに巻き込まれていく―。

著者等紹介

山田正紀[ヤマダマサキ]
1974年、『神狩り』(早川書房)でデビュー、同作は第6回星雲賞日本短編部門を受賞した。『最後の敵』(徳間書店)で第3回日本SF大賞を受賞、『ミステリ・オペラ』(早川書房)で第2回本格ミステリ大賞と第55回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

40
アニメ、そして山田風太郎原作のものは一切読んでない。買ったのは刊行してすぐ。なかなかどうして読まず積んでいたが、ようやく読了した。書き方はおそらく山田風太郎のテイストに寄せたのだろう。所々読みづらさはあるが、江戸時代の雰囲気を醸し出そうという狙いだろうか。 歴史の裏に忍者あり!殺伐がごとき伊賀、甲賀の主力をあっさり打ち破る成尋(じょうじん)衆。なんていうか、召喚魔法に時間巻き戻しにと敵さんの強さマシマシなのが気になる。これ、忍法か?と首をかしげつつ下巻へ。主人公軍団と成尋衆の直接対決も下巻持ち越し!2020/04/17

geshi

30
比較対象が山風の『甲賀忍法帖』だから、どうあったって見劣りしちゃうのは仕方ない。伊賀と甲賀のいさかいが、あの戦いがあったから解消されているという設定は良いが、敵対する成尋衆の忍法が時空間にまで及ぶもので、パワーバランスが極端すぎる。五宝連・五花撰が生かされないまま、噛ませ犬にもならず倒されちゃうのは残念。もっと戦いの駆け引きやこってりしたケレン味が欲しかったのに喰い足りない。弦之介と朧が本気で戦ったらどうなるのか?を形を変えてどう見せてくれるか。2017/04/05

はな

28
元々の甲賀忍法帖は読んだ事はなく、バジリスクは読みました。まだ、上なのですが初めからかなり人が死ぬので下でどうなるのか心配です。バジリスクの時から思うのは、こんなにエキセントリックなものは忍法なのかな?と言うことです。2015/12/31

まりも

28
甲賀忍法帖、バジリスクの10年後の世界が舞台となる物語。前2作とも未読ですが、結構楽しむことが出来ました。二人の愛と絆、忍法を駆使した戦い、個性豊かなキャラクターとエンターテイメント作品としての完成度が非常に高く、手堅く纏まっているので読んでいて安心感がありますね。大きな盛り上がりはありませんでしたが、そこら辺は下巻に期待しましょう。果たしてこの決戦はどのような結末になるのか。次巻も楽しみに待ってます。2015/12/02

miroku

17
山風ならぬ山正忍法帖。踏襲しつつ新たなる忍法帖を模索。2018/07/07

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