講談社文庫<br> OVER DRIVE―オーバードライブ

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講談社文庫
OVER DRIVE―オーバードライブ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 188p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062939072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

東出昌大・新田真剣佑W主演映画『OVER DRIVE』ノベライズ小説!ラリーに全てを賭けて挑む兄弟の熱き想いが走り出す!公道を走行して区間タイムの速さや運転の正確さを競う自動車競技ラリーの世界が舞台。世界最高峰の『世界ラリー選手権』へのステップアップを目指すチーム「スピカレーシングファクトリー」とライバルチームとの優勝争いを描く。
生真面目で寡黙だが、確かな技術で信頼されているメカニックの兄・檜山篤洋と、世界ラリー選手権へのステップアップを目指している天才的ドライバーの弟・檜山直純。篤洋のアドバイスを無視して、無謀で危険なレースをする直純はレースの度に篤洋と衝突を繰り返し、チームにも険悪なムードが漂い、年間チャンピオンが危うい事態になっていた。ある日、直純の新しいマネジメント担当として、ラリーの知識がまったくない場違いなエージェント遠藤ひかるがやってくる。彼女を待ち受けていたのは檜山兄弟の確執に秘められた過去、チーム全体を巻き込む試練だった。プロフェッショナルの世界で生きるチームメンバーたちが繰り広げる濃厚な人間ドラマを、スピード感のある迫力の描写、筆致でおくる、圧倒的なスペクタクル作品。男たちの決して諦めない心の強さ。若さ故にもがき、葛藤し、一流を目指して成長していく主人公たちの姿が胸を打つ。

橘 もも[タチバナ モモ]
著・文・その他

内容説明

確かな技術で信頼されるメカニックの兄・桧山篤洋。世界ラリー選手権への挑戦を目指している天才ドライバー弟・桧山直純。二人はラウンドごとに激しい衝突を繰りかえす。そこにやってきた新任エージェント遠藤ひかるを待ち受けていたのは兄弟の確執に秘められた鮮烈な過去、チーム全体を巻き込む試練だった。

著者等紹介

橘もも[タチバナモモ]
1984年愛知県生まれ。2000年、講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞した『翼をください』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

106
世界ラリー選手権(WRC)を目指す天才肌のドライバー、弟・檜山直純。高い整備技術を持つメカニックの兄・篤洋。誰よりも速くクルマを走らせることを目指す二人だが、無鉄砲にアクセルを踏み続ける直純に、最後で躊躇いを隠せない篤洋の意見は合わず、いつも衝突していた。◆映画を先に観ていたので、ラリーマシンに乗せられているかのように話しがテンポよく進む。いや、映像の記憶がなければ、先を急ぎ過ぎる筆致かも。レースに関する記述は少なく、兄弟の確執の部分を描いた作品だが、心理描写がいまひとつ。"ストーリー"は素直に楽しめた。2020/09/07

まめもやし3

4
なんかよくある話っぽい。暴走弟とコツコツ兄。亡くなった幼馴染の女の子のことが二人とも好きで、その死に責任感じてて・・・。2018/07/08

飲も飲も

4
映画の小説版。ラリーに挑む兄弟の話。2018/06/20

ソニー

3
クルマが好きで、手に取ってみたのだが、なんか表面をなぞっただけのような気がする。淡々と状況を描写しただけのように思われ、物理的にも薄いが、内容も薄いと感じた。ラリー競技を消化し切れていないのかもしれない。読後感は消化不良である。映画になっているようだが、映画では、これの何を表現しようとしているのだろうか。2018/06/25

TAKUMI。

2
兄がメカニックで弟がレーサー。 兄弟揃って幼なじみの女の子を好きになり心にすれ違いが起こるが、最終的には心をひとつにしてレースに優勝する。 よくあるストーリーじゃないかな?2018/10/24

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