出版社内容情報
女帝をたぶらかし、権力を握った道鏡。怪僧の魔の手が黄金眠る陸奥に伸びる。嶋足、天鈴らは奇計妙策を駆使して、その阻止を図るが。女帝をたぶらかし、権力を握った道鏡。怪僧の魔の手が黄金眠る陸奥に伸びる。嶋足、天鈴らは奇計妙策を駆使して、その阻止を図るが。
高橋 克彦[タカハシ カツヒコ]
著・文・その他
内容説明
恵美押勝が討伐されて一年近く―。内裏では、女帝の寵愛を受ける弓削道鏡が、権力を一手に握りつつあった。討伐の功により、破格の昇進を果たした牡鹿嶋足だが、しかし、道鏡の謀により、最愛の女を失う。迸る憤り。帝位をも狙いはじめた破戒僧の飽くなき欲望を、嶋足らは阻止できるか?シリーズ第三幕!
著者等紹介
高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。’83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、’86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、’87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、’92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てつ
27
すぐに四巻へ(笑)2020/11/17
しぇりー
2
今度は道鏡の時代。結局どんなに策を巡らせても権力闘争に蝦夷は太刀打ち出来ないのかなと、少し悲しくなってしまった。そして何より、益目の最期が哀しい。自分の最期をわかっていながら、それでも嶋足の側に居ることを決めていたこと、本当に強い女性だったんだなぁと。最愛の人が自分の腕の中で生き絶えていくことがどんなに辛いか計り知れないが、嶋足はきっとそんな事をも乗り越えて蝦夷の為にも強くなっていくのだと、涙ながらに読み進めるしかありませんでした。2018/06/10
ぼび
1
4/52018/11/17